Apple Watchのバンドブームが到来する?サードパーティは準備を!
かつてiPhoneのヒットによって、「スマホケース」という新たな市場が生まれました。
2010年のiPhone 4から始まったスマホブームによって、本格的にスマホケースの需要が増え始め、以後は年を追うごとに供給されるケースの種類・数も大幅に増えていった印象です。
そのため、携帯電話のアクセサリを手がけていたサードパーティにとっては、まさにスマホケースはゴールドラッシュだったと言えるかもしれません。
現在はiPhoneブームも落ち着いてきていますが、次のスマホケースとして期待されているのが「Apple Watchのバンド」です。
Apple Watchはボディが共通なので、「個性を出すためにバンドで差別化したい」、あるいは「場所や服装に合わせてバンドも換えたい」という欲求が多くのユーザーにあると思います。
そのため、すでに一定数のサードパーティ製「Apple Watchバンド」の市場がありますが、これが2018年の後半以降にブームになる可能性があるのです。
Apple Watchのバンドブームが到来する?
Apple Watchは、2015年に初代モデルが登場してから、2018年で4世代目になります。
初期の頃のApple Watchといえば、価格が高く、バッテリーはすぐに切れ、おまけに動作がモッサリというどうしようもないダメ機種で、多くのユーザーを失望させてしまったと思います。
そんなApple Watchも年々改良されていき、2017年のSeries 3になるとハード・ソフトともに安定度が増していき、バッテリーの持続時間は大幅に増え、動作もサクサク動くようになってきました。
このように、現在ではほとんど不満がなくなったApple Watchということもあって、メディアや街中でもApple Watchを着けているユーザーをちらほら見かけるようになってきた印象です。
そんな背景から、「そろそろApple Watchを買おうかな」と思っている人も増えていると思います。そして、2018年9月に登場するとされる新型の「Series 4」に対する期待も高まっています。
この「Apple Watch Series 4」は、かつての「iPhone 4」のような、多くの人々をApple Watchデビューさせるきっかけとなる製品となるかもしれません。
そして、Apple Watchデビューをしたユーザーは、大抵の場合はサードパーティ製のバンドに興味を示し出すことが予想されます。
その理由は、毎日同じバンドだと飽きてしまったり、あるいはTPOに合わせてバンドを付け換えたいという需要があったり、あとはシンプルに汚れたので買い換えたいとうユーザーもいると思われるためです。
ここで空前のApple Watchバンドブームが巻き起こるとかもしれないというわけです。Apple Watchのバンドには、カジュアルなものからフォーマルなものまで、さまざまな需要が巻き起こると思います。
もちろん、アップルも純正でバンドを用意していますが、これらは高すぎるので、やはり価格が手頃なサードパーティ製バンドの需要が高まるのは必須と言えるかもしれませんね。
▼ワイヤレスイヤホンは「AirPods Pro」がオススメです
最後に
今回は、『Apple Watchのバンドブームが到来する?サードパーティは準備を!』についてご紹介しました。
Apple Watchのバンドは、スマホと違って常に身に付けるものであり、常に見られるものでもあります。
そのため、スマホケースよりもApple Watchバンドの方が、より気を使うユーザーが増えるのではないでしょうか。
おそらくスマホケースは1人1個あればいいものですが、Apple Watchのバンドは1人2〜3個所有するようになるかもしれません。
サードパーティ製のアクセサリを販売するメーカーの方は、今のうちにApple Watchバンドを揃える準備をするのもいいかもしれませんね。