新型タブレット「Xiaomi Pad 9 Pro Max (2026)」発表!13.3インチ/Xring O3/映像入力対応【日本発売は?】

今回は、新型ハイエンドタブレット「Xiaomi Pad 9 Pro Max」をご紹介します。
13.3インチの巨大画面に、独自の3nmチップ、120W充電、さらに映像入力まで詰め込んできました。
タブレットとして使った直後に、PCのサブモニターやゲーム画面へ変身します。
2026年9月時点の公式情報から、マニアックな性能、iPad Proとの違い、日本発売の可能性まで見ていきましょう。
新型タブレット「Xiaomi Pad 9 Pro Max (2026)」発表!13.3インチ/Xring O3/映像入力対応【日本発売は?】
「Xiaomi Pad 9 Pro Max」のスペック
まずは、新発売の「Xiaomi Pad 9 Pro Max」のスペックから見ていきましょう。
| Xiaomi Pad 9 Pro Max (2026) | |
| 画面 | 13.3インチLCD 3,408×2,272 最大144Hz |
|---|---|
| SoC (AnTuTu v11) | Xring O3 (公称約561万点) |
| RAM/ROM | 8GB/12GB/16GB 256GB/512GB/1TB |
| バッテリー | 12,000mAh 120W充電 27W有線逆充電 |
| カメラ | 背面5,000万画素 前面3,200万画素 |
| 音 | 8スピーカー 6マイク |
| 通信 | Wi-Fi 7 Bluetooth 6.0 |
| 端子 | USB 3.2 Gen 2 DP-in対応 |
| サイズ | 296.2×203.08×5.67mm |
| 重量 | 645g 柔光版は653g |
| OS | Xiaomi HyperOS 4.0 |
ざっくりとスペックを確認します。
画面は、13.3インチのLCDです。
解像度は3,408×2,272で、画面比率は縦に広い3:2です。
リフレッシュレートは最大144Hzで、全画面最大輝度は1,000nitです。
12bitの色深度、DCI-P3、HDR10、HDR Vivid、Dolby Visionにも対応します。
SoCは、「Xring O3」で、AnTuTu v11はメーカー公称で約561万点です。
Android向けの重量級ゲームや動画編集まで狙える、文句なしの最上位クラスです。
ただし、公称値なので、実機の発熱や持続性能はレビューを待つ必要があります。
また、AndroidとiPadでは計測環境が違うため、AnTuTuだけでM5との勝敗は決められません。
RAMは8GB、12GB、16GBで、ROMは256GBから1TBです。
最上位の16GB/1TBだけは、10,667MbpsのLPDDR6を採用します。
それ以外は、構成によってLPDDR5XまたはLPDDR5Tです。
ストレージは全構成がUFS 4.1なので、大きな動画素材の読み書きも期待できます。
バッテリーは12,000mAhで、120Wの有線急速充電に対応します。
さらに、ケーブルでほかの機器へ最大27Wを給電できます。
カメラは背面5,000万画素、前面3,200万画素です。
背面カメラは4K・60fps撮影に対応します。
音は8スピーカーと6マイクで、Dolby Atmosにも対応します。
通信はWi-Fi 7とBluetooth 6.0です。
USBは最大10GbpsのUSB 3.2 Gen 2に対応します。
ただし、付属ケーブルはUSB 3の転送に非対応です。
高速転送や映像入力には、対応するUSB-Cケーブルを別に用意する必要があります。
厚さはわずか5.67mmで、通常版の重量は645gです。
この機種の特徴は、巨大タブレットと外部モニターを1枚へまとめたことです。
正直、スペック表を見ているだけでも、机の上へ置いて遊びたくなります。
13.3インチの3.4Kディスプレイ
ここからは、この巨大な画面を詳しく見ていきましょう。
13.3インチは、小型ノートPCにかなり近いサイズです。
しかも、一般的な動画向けの16:10ではなく、縦に広い3:2です。
ウェブサイトや資料では、一度に見える行数が増えます。
横へ2つのアプリを並べても、それぞれの作業領域を確保しやすくなります。
3,408×2,272という解像度は、13.3インチでも308ppiです。
細かな文字やイラストを、大きく滑らかに表示できます。
最大144Hzなので、スクロールやペン操作もヌルヌルです。
画面を大きくしただけではなく、解像度と滑らかさまで本気で盛っています。
一方で、パネルは有機ELではなくLCDです。
真っ暗な部屋で映画を見ると、黒の沈み込みでは有機ELに負けます。
最上位タブレットの映像美を求める人には、ここが最大の弱点です。
まあでも、長時間サブモニターとして固定表示するなら、LCDにも焼き付きにくい安心感があります。
さらに、通常画面とは別に、反射を抑えた柔光版も用意されています。
明るいオフィスで資料を読む人や、ペンで書き込む人には柔光版が気になります。
動画の黒を取るなら有機EL、仕事の道具として使い倒すなら、このLCDもかなり合理的です。
独自SoC「Xring O3」
続いて、マニアックな中身へ入っていきましょう。
「Xiaomi Pad 9 Pro Max」は、Xiaomi独自の「Xring O3」を初搭載します。
製造プロセスは3nmで、CPUは10コアの全大核構成です。
最上位コアは最大4.35GHzで動作します。
GPUは16コアの「G2-Ultra NX」で、NPUも4コアです。
Xiaomiは、Xring O1搭載タブレットよりCPUのマルチコア性能が54%高いと説明しています。
GPU性能は85%向上し、消費電力は最大64%減ったという公称値です。
これは、前世代の少し速い版というレベルではありません。
ゲーム性能を一気に引き上げながら、電池持ちまで改善する狙いです。
Xiaomiは、CPUマルチコアとGPUがAppleのM5へ迫るともアピールしています。
ついにAndroidタブレット側から、M5へ正面からケンカを売りにきました。
これはアツイですね。
ただし、短時間のベンチマークが速くても、重いゲームを30分動かすと性能が落ちる場合があります。
アプリの最適化や動画編集用の専用エンジンでは、M5に分がある可能性もあります。
本当の勝負は、実機の発熱、持続性能、アプリ側の対応で決まります。
それでも、自社設計チップでAppleを追いかける構図は、ガジェット好きにはたまりません。
ケーブル1本でモニターになる
そして、今回一番ワクワクする機能を見ていきましょう。
「Xiaomi Pad 9 Pro Max」は、USB-CからのDP-in映像入力に対応します。
普通のタブレットは、映像を外部モニターへ出力する側です。
ところが、この機種は映像を受け取る側にもなれます。
ノートPCをつなげば、13.3インチのサブモニターに変身します。
携帯ゲーム機をつなげば、3.4K・144Hzの大画面をゲームへ使えます。
対応する映像信号やフレームレートは、接続機器側の出力仕様にも左右されます。
それでも、専用のモバイルモニターを別に持ち歩かなくてよくなります。
出張先ではAndroidタブレットとして動画を見ます。
ホテルへ戻ったら、ノートPCの2画面環境を作れます。
仕事が終わったら、携帯ゲーム機の大画面になります。
1台でここまで役割が変わると、カバンへ入れる理由が急に増えます。
さらに、スタイラスと「TourBox」を組み合わせた制作環境にも対応します。
PCの映像を表示しながらペンを使えば、液晶ペンタブレットとしても活用できます。
タブレット、外部モニター、液タブを全部買う予定だった人には、かなり危険な1台です。
PCの代わりになるのか
次は、巨大画面を仕事へどう生かすのか見ていきましょう。
OSは、新しい「Xiaomi HyperOS 4.0」です。
最大6つのアプリを、同じ画面へ同時に表示できます。
ブラウザ、資料、チャット、ファイルを行き来する回数を減らせます。
13.3インチだからこそ、6画面という数字が冗談で終わりません。
ファイル管理、文書閲覧、ブラウザも、PCに近い使い方へ強化されています。
中国版では「WPS for Pad」や「剪映」のプロ向け機能もアピールされています。
別売りのフローティングキーボードには、感圧式のタッチパッドが搭載されます。
「Xiaomi Focus Stylus Pro」にも対応します。
机へ置いた姿は、もうタブレットというより薄型ノートPCです。
ただし、ハードウェアがPC級でも、使えるソフトはAndroid版です。
デスクトップ版と同じプラグインや、同じ編集機能が使えるとは限りません。
本格的な制作では、性能よりアプリの違いがボトルネックになる可能性があります。
PCを完全に捨てるというより、PCと組み合わせたときに化けるタブレットです。
13インチiPad Proとの違い
ここからは、最大のライバルと違いを比べていきましょう。
| 比較項目 | Xiaomi Pad 9 Pro Max | 13インチiPad Pro (M5) |
|---|---|---|
| 画面 | 13.3インチLCD | 13インチ タンデムOLED |
| 解像度 | 3,408×2,272 308ppi | 2,752×2,064 264ppi |
| リフレッシュレート | 最大144Hz | 10〜120Hz |
| SoC | Xring O3 | Apple M5 |
| RAM/ROM | 8GB〜16GB 256GB〜1TB | 12GB/16GB 256GB〜2TB |
| 映像入力 | DP-in対応 | 非対応 |
| USB転送 | 最大10Gbps | 最大40Gbps |
| 厚さ | 5.67mm | 5.1mm |
| 重量 | 645g | 579g |
| 現地開始価格 | 4,799元〜 | 20万9,800円〜 |
まず画面の黒とコントラストでは、タンデムOLEDの「iPad Pro」が上です。
iPad ProはHDRのピーク輝度が1,600nitで、コントラスト比は200万:1です。
映画の暗い場面やHDR映像では、XiaomiのLCDより明確に有利です。
さらに、「iPad Pro」は66g軽く、0.57mm薄くなっています。
巨大タブレットを持ち歩くなら、この差は意外と無視できません。
USBも「iPad Pro」はThunderbolt/USB 4で、最大40Gbpsです。
大容量データの転送やプロ向けアプリまで含めると、完成度ではAppleが強いです。
一方で、「Xiaomi Pad 9 Pro Max」は画面が少し大きく、解像度と画素密度も上です。
そして、決定的な違いがDP-inです。
「iPad Pro」は外部画面へ映像を出せますが、有線モニターとして映像を受け取る機能はありません。
Xiaomiは、単体性能だけでAppleと戦うのではありません。
PCやゲーム機と合体できる自由度で、別方向から勝負しています。
動画編集アプリや有機ELを取るなら、「iPad Pro」です。
1台を何役にも使い回したいなら、「Xiaomi Pad 9 Pro Max」が面白いです。
「Xiaomi Pad 7 Ultra」との関係
Xiaomiの中でも、少し不思議な立ち位置を確認しましょう。
既存の大型上位機には、14インチの「Xiaomi Pad 7 Ultra」があります。
「Xiaomi Pad 7 Ultra」は、Xring O1とOLEDを搭載した大型モデルです。
新しい「Pad 9 Pro Max」は、単純に全項目を上位化した後継機ではありません。
画面は14インチから13.3インチへ小さくなり、OLEDからLCDへ変わっています。
その代わり、SoCは「Xring O3」へ大幅に強化されました。
さらに、DP-inや120W充電など、仕事道具としての幅を広げています。
映像美を最優先する大型タブレットが「Pad 7 Ultra」です。
性能と接続性でPCへ近づいたのが、「Pad 9 Pro Max」と考えると分かりやすいです。
価格
| 構成 | 中国価格 |
|---|---|
| 8GB/256GB | 4,799元 |
| 12GB/256GB | 5,299元 |
| 16GB/256GB | 5,799元 |
| 12GB/512GB | 6,099元 |
| 16GB/512GB | 6,599元 |
| 16GB/512GB 柔光版 | 6,899元 |
| 16GB/1TB 柔光版 | 7,899元 |
ここからは、中国で発表された価格を見ていきます。
8GB/256GBは、4,799元〜です。
発表時の為替で単純換算すると、およそ11万円です。
日本で20万9,800円〜の13インチ「iPad Pro」と比べると、かなり攻めています。
ただし、単純な為替換算は日本価格の予想ではありません。
日本では消費税、流通費、保証、為替設定などが加わります。
最も気になるのは、16GB/1TBの柔光版です。
この構成だけは、最速のLPDDR6を搭載します。
しかし価格は7,899元で、単純換算でも約18万円です。
さらに、フローティングキーボードは1,099元の別売りです。
全部盛りにすると、Xiaomiらしい激安タブレットではなくなります。
それでも、タブレットとモバイルモニターを別々に買うと考えれば、見え方が変わります。
私の一言コメントは、8GB版より、性能と価格のバランスが良い12GB/256GBが気になります。
日本発売は?
最後の大きな疑問は、日本で買えるのかです。
2026年9月9日時点で、発表されているのは中国向けです。
Xiaomi Japanから、日本発売日や国内価格は発表されていません。
グローバル展開についても、現時点では正式な案内がありません。
ただし、日本では「Xiaomi Pad 8」と「Xiaomi Pad 8 Pro」がすでに展開されています。
Xiaomiが日本のタブレット市場を重視していることは分かります。
そのため、将来の日本投入を期待できる材料はあります。
一方で、「Xiaomi Pad 7 Ultra」は中国限定でした。
大型の最上位モデルだから、日本へ必ず来るとは言えません。
中国版を輸入する場合は、Googleサービス、日本語表示、保証、対応アプリを確認する必要があります。
Wi-FiやBluetoothを日本で使うなら、技適の確認も欠かせません。
今すぐ輸入へ走るより、日本またはグローバル版の発表を待つのが安全です。
結論
ここまでの内容から、「Xiaomi Pad 9 Pro Max」が向く人を整理します。
- PC級の巨大Androidタブレットが欲しい人。
- ノートPCのサブモニターとしても使いたい人。
- 携帯ゲーム機を大きな画面で遊びたい人。
- ペンを使った制作や液タブ用途に興味がある人。
- 有機ELより、性能、接続性、用途の広さを重視する人。
「Xiaomi Pad 9 Pro Max」の一番の魅力は、単体のスペックだけではありません。
Androidタブレット、ノートPC風の作業端末、外部モニター、液タブを行き来できます。
仕事が終わったら、ゲーム機をつないで13.3インチの画面をそのまま遊びへ使えます。
この自由度は、「iPad Pro」にもない明確な武器です。
ただし、画質ではタンデムOLEDの「iPad Pro」が上です。
動画編集やイラスト制作では、アプリが充実したiPadOSにも強みがあります。
持ち歩きやすさでも、軽くて薄い「iPad Pro」が有利です。
完成された制作環境が欲しいなら、「iPad Pro」を選ぶのが堅実です。
一方、ガジェットをつなぎ、1台を何役にも使い倒したいなら、Xiaomiが刺さります。
ちなみに、私が買うなら、12GB/256GBの「Xiaomi Pad 9 Pro Max」ですね。
DP-inだけでも、この巨大な画面を持ち出して遊ぶ理由が十分にあります。
あとは、日本版が出るかどうかです。
正直、この仕様のまま日本へ来たら、かなり欲しくなります。
▼旧型の「Xiaomi Pad 8 Pro 8G+128G」はこちら
最後に
今回は、新型タブレット「Xiaomi Pad 9 Pro Max」をご紹介しました。
皆さんは、このタブレットをPC、モニター、ゲームのどれに使いたいですか?
日本で発売されたら欲しい価格と一緒に、ぜひコメント欄で教えてください。
この動画が参考になった方は、高評価・チャンネル登録をお願いします。
それではまた、次回の動画でお会いしましょう!
参考: Xiaomi Pad 9 Pro Max公式仕様、Xiaomi中国公式販売ページ、13インチiPad Pro (M5)公式仕様、13インチiPad Pro公式販売ページ