ソニー新型「BRAVIA 8 II (2026)」発表!QD-OLED採用・明るさ最大1.5倍【2026年9月発売】

ソニーから、待望の新型有機ELテレビ「BRAVIA 8 II」が発表されました。

最大の注目は、鮮やかな色と高輝度を両立するQD-OLEDパネルです。

ピーク輝度は旧型「BRAVIA 8」の最大1.5倍まで向上しました。

さらに低反射フィルムまで搭載し、有機ELの弱点だった明るいリビングでの見やすさにも手を入れています。

これは、名前に「II」が付いただけのマイナーチェンジではありません。

今回は、詳しいスペックと実測データを確認し、新型と安くなった旧型のどちらを買うべきか結論を出します。

▲旧型の「ソニー BRAVIA 8」はこちら

ソニー新型「BRAVIA 8 II (2026)」発表!QD-OLED採用・明るさ最大1.5倍【2026年9月発売】

「BRAVIA 8 II」のスペック

まずは、新発売の「BRAVIA 8 II」のスペックについて見ていきましょう。

2026年9月19日発売の、4K有機ELテレビです。

ソニー BRAVIA 8 II (2026)
画面サイズ55V型/65V型
リフレッシュレート120Hz
HDRHDR10/HLG/Dolby Vision
パネル/バックライトQD-OLED/低反射フィルム
映像エンジンプロセッサー「XR」
ゲーム4K/120fps・VRR・ALLM
Dolby Vision Gaming
HDMI 2.1対応は2端子
スピーカー出力50W
15W+15W+10W+10W
チューナー/録画地上/BS・110度CS/4K 各3基
外付けUSB HDD・2番組同時録画

ざっくりとスペックを確認します。

画面サイズは、55V型と65V型です。

リフレッシュレートは120Hzで、HDR10、HLG、Dolby Visionに対応します。

パネルは、低反射フィルムを搭載したQD-OLEDです。

映像処理には、認知特性プロセッサー「XR」を採用しています。

ゲームは、4K・120fps、VRR、ALLM、Dolby Vision Gamingに対応します。

ただし、4K・120fpsとVRRに対応するHDMI端子は、4系統中2系統です。

スピーカー出力は合計50Wです。

画面を振動させるアクチュエーター2基と、サブウーファー2基を搭載します。

地上、BS・110度CS、4K放送は、それぞれ3チューナーです。

外付けUSB HDDをつなげば、番組を見ながら別の2番組を同時録画できます。

この機種の特徴は、明るい部屋でも鮮やかな色と深い黒を狙った、有機ELのプレミアムモデルです。

最大の進化はQD-OLED

ここからは、画質の進化を詳しく見ていきます。

旧型「BRAVIA 8」は、一般的な有機ELパネルを採用していました。

新型「BRAVIA 8 II」は、赤・緑・青を純度高く表現できるQD-OLEDへ変わっています。

赤いネオンや鮮やかな衣装など、強い色を明るく出しやすいのがメリットです。

さらに、「XR コントラスト ブースター25」を搭載しました。

ソニーによると、ピーク輝度は旧型「BRAVIA 8」の最大1.5倍です。

花火や夕日、金属の反射など、画面の一部が強く光る場面で差が出そうです。

有機ELは暗い部屋ならキレイでも、昼のリビングでは映像が沈みやすいのが弱点でした。

今回は低反射フィルムも加わり、窓や照明の映り込みを抑えています。

つまり、夜専用だった有機ELが、昼のリビングでも使いやすくなったわけです。

これはアツイですね。

斜めから見ても色が薄くなりにくいので、家族で横に広がって見る時にも向いています。

実測輝度は最大何nit?

ここからは、海外メディアが同型機で測定した実測値を見ていきます。

ソニーは、最大輝度をnitでは公表していません。

そのため、ここで紹介する数字は公称値ではなく、「AVForums」と「RTINGS」の測定値です。

測定機材や画面サイズ、映像モードによって結果が変わるため、数字は目安としてご覧ください。

測定範囲Professionalモード
1%ウィンドウ約1,763nit
2%ウィンドウ約1,758nit
5%ウィンドウ約1,760nit
10%ウィンドウ約1,561nit
全画面約240nit

まず、「AVForums」が55V型をProfessional HDRモードで測定しています。

正確性を重視したこのモードでは、画面の1%から5%で約1,760nitです。

業界でよく比較される10%ウィンドウでは、約1,561nitを記録しています。

小さな光なら、1,500nitを大きく超える明るさを出せるわけです。

一方で、画面全体を白くすると約240nitまで下がります。

これは、発熱や消費電力を抑えるABLが働くためです。

つまり、星や照明のような小さなハイライトは強烈です。

ただし、雪原や白いスタジアムなど、画面全体が明るい映像は同じ明るさを維持できません。

一方、「RTINGS」は65V型でも測定しています。

Vividモードでは、2%ウィンドウで瞬間最大2,322nitを記録しました。

ただし、Vividは店頭映えを優先したモードで、色の正確さを重視する視聴には向きません。

このテレビを「最大2,300nit」とだけ紹介すると、少し誤解を招きます。

実用上は、正確な画質で約1,500から1,760nit級と考えるのが妥当です。

色域も広く、「AVForums」の測定ではDCI-P3を100%、BT.2020を約85%カバーしました。

QD-OLEDは、明るい赤や緑の鮮やかさを保ちやすいのが強みです。

単に白い光が明るいだけでなく、色の付いた光も鮮やかに見せられます。

ただし、同じパネルを使う競合機より、ソニーは輝度を控えめに制御しています。

その代わり、2,000nitを超えるハイライトの階調を残す方向に調整されています。

数字の最大値より、白飛びを抑えて質感を残す画作りを優先したテレビです。

参考: Sony BRAVIA 8 II (55XR8M2) QD-OLED Review | AVForumsSony BRAVIA 8 II OLED Review (K-55XR80M2, K-65XR80M2) – RTINGS.com

音と使いやすさもチェック

続いて、音と普段の使いやすさを見ていきます。

音は、画面を振動させて鳴らすソニー独自の方式です。

俳優の口元から声が聞こえるような、映像と音の一体感を狙っています。

AIで人の声だけを調整できる「ボイスズーム3」にも対応します。

映画の音楽は迫力があるのに、セリフだけ聞こえない問題を減らせます。

さらに、Google TVへ「Gemini」が加わりました。

自然な言葉で作品を探したり、テレビへ質問したりできます。

ただし、Geminiの提供地域や言語には条件があります。

発売直後から、すべての機能を日本語で使えるとは限らない点に注意してください。

リモコンにはTVerボタンが追加され、放送から見逃し配信へ移動しやすくなりました。

ゲーム性能は大幅進化ではない

ゲーム機能についても確認しておきましょう。

4K・120fps、VRR、ALLMに対応し、PS5の性能をしっかり引き出せます。

4K・120fps入力時の遅延は、最短8.5msです。

画面には、クロスヘアや画面サイズを調整できるゲームメニューも表示できます。

HDMI 2.1の帯域を使える端子は、HDMI 3とHDMI 4の2系統です。

しかもHDMI 3は、サウンドバーで使うeARC端子を兼ねています。

PS5とXbox、ゲーミングPC、サウンドバーを全部つなぐ人は、端子が足りなくなります。

最大リフレッシュレートも120Hzで、競合の144Hzや165Hzには届きません。

4K・120Hzなら色差を省略しない4:4:4表示に対応するため、PCの文字表示はクッキリです。

ただし、1440p・120Hzには対応していません。

ただし、これらの中心機能は旧型でも使えました。

新型の決め手はゲーム機能より、QD-OLEDによる明るさと色の進化です。

ゲームだけが目的なら、値下がりした旧型も有力です。

「BRAVIA 8 II」と「BRAVIA 8」の違い

ここからは、新型「BRAVIA 8 II」と旧型「BRAVIA 8」の違いを比べます。

比較項目BRAVIA 8 (2024)BRAVIA 8 II (2026)
サイズ55V/65V/77V型55V/65V型
パネルOLEDQD-OLED
ピーク輝度基準最大1.5倍
低反射低反射フィルム
ゲーム4K/120fps・VRR・ALLM4K/120fps・VRR・ALLM
市場推定価格55V型 41万8,000円前後
65V型 55万円前後
55V型 46万2,000円前後
65V型 60万5,000円前後

新型は、55V型が4万4,000円、65V型が5万5,000円高くなりました。

どちらも、旧型の発売時より約10%の値上がりです。

その代わり、パネルはQD-OLEDへ変わり、明るさと映り込みが改善されています。

ぶっちゃけ、数字だけを少し変えたマイナーチェンジではありません。

画質を最優先する人なら、約1割の価格差には納得しやすいです。

一方で、77V型は新型に用意されていません。

大画面を優先するなら、77V型の旧型「BRAVIA 8」が候補に残ります。

価格と発売日

ここからは、価格と発売日を確認します。

製品55V型65V型
ソニー BRAVIA 8 (2024)約26.3万円〜約39.2万円〜
ソニー BRAVIA 8 II (2026)46万2,000円前後60万5,000円前後

旧型「BRAVIA 8」の55V型は、量販店で約26.3万円〜です。

65V型は、約39.2万円〜です。

新型「BRAVIA 8 II」の55V型は、46万2,000円前後です。

65V型は、60万5,000円前後です。

新型は、どちらのサイズも2026年9月19日に発売されます。

現在の価格で比べると、55V型の差は約20万円です。

65V型も、約21万円の差があります。

これは、さすがに「少し足せば新型」と言える差ではありません。

新型は画質最優先、旧型はコスパ最優先と、選ぶ理由がハッキリ分かれます。

9月1日から全国5カ所のソニーストアで先行展示も始まっています。

有機ELは映り込みの見え方が部屋で変わるため、できれば店頭で確認したいです。

私の一言コメントは、昼も夜も画質を妥協したくない人向けの、正統派プレミアム有機ELです。

結論

最後に、どれを選べばいいか整理します。

  • 明るい部屋でも画質を最優先するなら、「BRAVIA 8 II」がオススメです。
  • ゲーム性能と価格のバランスなら、値下がりした旧型「BRAVIA 8」がオススメです。
  • 77V型の大画面が欲しいなら、旧型「BRAVIA 8」を選びましょう。

新型の決め手は、QD-OLED、最大1.5倍のピーク輝度、低反射フィルムの3つです。

昼間も映画やドラマを見る人ほど、この進化を感じやすいでしょう。

逆に、夜の視聴が中心なら、旧型の画質でも十分満足できる可能性があります。

制作時点では価格差が約20万円あるため、旧型のコスパはかなり強力です。

ちなみに、私が55V型を買うなら、価格が落ち着くまで待って「BRAVIA 8 II」を選びます。

テレビは長く使うので、画質の土台になるパネルの進化を優先したいからです。

▼旧型の「ソニー BRAVIA 8」はこちら

最後に

今回は、ソニーの新型有機ELテレビ「BRAVIA 8 II」についてご紹介しました。

皆さんは、新型と安くなった旧型のどちらが気になりますか?ぜひコメント欄で教えてください。

この動画が参考になった方は、高評価・チャンネル登録をよろしくお願いします。

それでは、また次回の動画でお会いしましょう!

動画版はこちら: