【新機能】「Switch 2」のTVモードがVRRにアップデート対応!テレビで実際に試してみた【Ver.23.0.0】

今回は、「Nintendo Switch 2」のTVモードVRR対応についてご紹介します。

結論から言うと、テレビで遊ぶ「Switch 2」が、発売後最大級の進化を果たしました。

しかも初期テストでは、VRRの対応範囲が「PS5」より広いという結果も出ています。

実際にアップデートして、対応テレビと3本のソフトで動作を確認しました。

【新機能】「Switch 2」のTVモードがVRRにアップデート対応!テレビで実際に試してみた【Ver.23.0.0】

TVモードがついにVRR対応

まずは、今回のアップデート内容です。

任天堂は2026年9月10日、「Switch 2」のシステムバージョン23.0.0を配信しました。

最大の目玉は、TVモード中のVRR出力です。

これまでVRRを使えたのは、本体画面で遊ぶ携帯モードとテーブルモードでした。

今回からは、対応テレビやゲーミングモニターでもVRRを利用できます。

発売時に欠けていた最後のピースが、ついに埋まりました。

これはアツイですね。

「Switch 2」をテレビ中心で遊ぶ人には、ゲーム機を買い替えたような無料アップデートです。

VRRで何が変わる?

ここからは、VRRの効果をサクッと整理します。

ゲーム機は、1秒間に描ける映像の枚数が常に一定とは限りません。

重い場面では、60fpsが55fpsや48fpsへ落ちることがあります。

一方、一般的なテレビは、決まったタイミングで画面を書き換えます。

両者のタイミングがズレると、カクつきや画面のズレが見えやすくなります。

VRRはテレビ側の更新タイミングを、ゲームのフレームレートへ追従させる機能です。

つまり、処理が少し重くなっても、映像の乱れを目立ちにくくできます。

性能そのものを上げる魔法ではありません。

それでも同じ40fpsや50fpsが、数字以上に滑らかで安定して見える可能性があります。

スペック表の数字ではなく、目の前の遊び心地を変える機能です。

PS5より広い対応レンジ

ここから少し、マニアックな実測を見ていきます。

Digital FoundryのJohn Linneman氏が、配信直後の動作をテストしました。

その初期テストでは、60Hzモードで40〜60HzのVRR動作を確認しています。

「Xbox Series X|S」と同等で、「PS5」の48〜60Hzより広い範囲です。

ここで重要なのが、下限の40Hzです。

フレームレートが40fps台まで落ちても、VRRの範囲内へ収めやすくなります。

60fpsを完璧に維持できない重いゲームほど、この8Hzの差が効いてきます。

さらに120Hzモードでは、LFCの動作も確認されています。

LFCは、低フレームレート補正という機能です。

VRRの下限を割った映像を、同じフレームの複数回表示で補います。

例えば30fpsなら60Hz、40fpsなら80Hzとして出力できます。

映像自体が60fpsになるわけではありません。

それでもテレビをVRR範囲内で動かし、カクつきやティアリングを抑えやすくなります。

ぶっちゃけ、任天堂がここまでしっかり実装してくるとは驚きました。

ただし、これは本体性能で「PS5」を超えたという話ではありません。

あくまでVRRの対応レンジと補正機能が優秀という意味です。

40fpsモードが化ける

では、この技術がどんなゲームで効くのでしょうか。

最も期待したいのは、40fpsモードです。

30fpsでは、1枚の映像を約33.3ミリ秒表示します。

60fpsでは約16.7ミリ秒、40fpsでは約25ミリ秒です。

数字だけでは、40fpsは30fpsへ近く見えるかもしれません。

しかしフレーム時間で見ると、30fpsから40fpsで約25%短くなります。

操作への反応とカメラ移動が、かなり軽く感じられるラインです。

しかも120Hzテレビなら、40fpsの1フレームを3回ずつ均等に表示できます。

ここへVRRが加わると、40〜60fpsで揺れるゲームも滑らかに見せやすくなります。

高画質な30fpsと、軽い60fpsの間に、現実的でおいしい選択肢が生まれます。

これは「Switch 2」の限られた性能を、かなり賢く使える仕組みです。

今後は解像度や画質を守りつつ、40fps以上を狙うゲームが増えるかもしれません。

大作ゲームをテレビで遊ぶ未来が、一気に面白くなってきました。

解像度と120Hzの条件

ここでは、映像出力の条件を整理します。

任天堂の公式仕様では、TVモードのVRRは最大120Hzです。

1080pと1440pでは、最大120fpsの映像出力に対応します。

一方、4K出力の上限は60fpsです。

そのため120HzとLFCを最大限活用するなら、1080pまたは1440pが中心です。

4Kの細かさを取るか、120Hzの滑らかさを取るか。

ゲームに合わせて選べるのが、「Switch 2」らしい面白さです。

また、テレビとの接続には付属のウルトラハイスピードHDMIケーブルが推奨されています。

古い「Switch」のHDMIケーブルでは、本来の性能を発揮できない場合があります。

ここを見落として、アップデートしたのに変わらない、となるのは悲しすぎます。

実際にアップデート

ここからは、実機で確認していきます。

「Switch 2」を更新すると、ディスプレイ設定に「VRRの設定」が追加されました。

設定を開いてみると、VRR出力は最初からONになっていました。

今回は、愛用している「Hisense U8N」でチェックします。

テレビのゲーミングメニューを開くと、VRRは「あり」と認識されています。

本体とテレビの接続準備は、問題なさそうです。

ただし、「VRRあり」は周波数の変動まで保証する表示ではありません。

実際のHz表示も一緒に見るのがポイントです。

対応ゲームを実機検証

それでは、手持ちのソフトを動かしてみます。

まずは、TVモードVRR対応が発表された「Nintendo Switch 2 のひみつ展」です。

Ver.1.1.0で、VRRスライダーデモがTVモードへ対応しました。

ところが、このデモを遊ぶには、Hブロックまで進める必要があります。

時間がないので、VRRスライダーデモは次回の別動画で紹介します。

ちなみに、このソフトには120fps見極めなどのテックデモもあります。

実際に「Hisense U8N」では、120Hz出力を確認できました。

テレビやモニターの120Hz、HDR、VRRを試すソフトとして、かなり便利です。

ゲームというより、ゲーム機に入った映像信号測定器ですね。

続いて、「マリオカート ワールド」を遊んでみました。

VRRは「あり」と表示されますが、出力は60.00Hzで固定されていました。

少なくとも今回の確認では、周波数が動く様子は見られません。

次に、「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド Nintendo Switch 2 Edition」です。

こちらもVRRは認識されていますが、表示は約59.99Hzで固定されていました。

つまりVRR出力をONにしても、全ゲームが可変動作するわけではありません。

Digital Foundryの初期確認でも、ゲームごとの対応更新が必要とされています。

せっかくVRRへ対応したのに、私は対応ゲームを持っていませんでした。

受け皿は完成したのに、料理がまだ来ていません。

「サイバーパンク2077」や「メトロイド」対応の話も出ています。

ただし2026年9月11日時点では、公式な対応ソフト一覧を確認できません。

噂だけで断定せず、今後の公式発表や更新を待ちたいところです。

VRRを使う準備

実際に使うための条件も確認しましょう。

  • 「Switch 2」本体をVer.23.0.0以降へ更新します。
  • 「Switch 2」ドックも最新状態へ更新します。
  • VRR対応のテレビまたはモニターを使用します。
  • TV側のVRR対応HDMI端子へ接続します。
  • VRR対応ソフトを起動します。

ドックは、「設定」から「本体」、「ドックの更新」の順に進めば更新できます。

本体には、「ディスプレイ」の中へ「VRRの設定」が追加されています。

テレビ側でも、ゲームモードやVRRを有効にする必要がある場合があります。

対応端子が限られるテレビもあるので、説明書まで確認してください。

これからテレビを買うなら、120HzとVRR対応の価値は確実に上がりました。

ただし、VRRだけのために今すぐ高級テレビへ買い替える必要はありません。

遊びたいゲームの対応を確認してからでも遅くないです。

Ver.23.0.0の新機能

今回のアップデートは、VRRだけではありません。

「Switch 2」同士の、まるごと転送へ対応しました。

セーブデータや画面写真などを、新しい本体へまとめて移せます。

限定モデルへの買い替えで、本領を発揮しそうな機能です。

テレビのサウンド設定は、接続したテレビごとに保存されます。

映像出力情報では、テレビが表示できる信号を詳しく確認できます。

携帯モードブーストは、クイック設定から切り替えられるようになりました。

Joy-Con 2を取り付けたまま、別のコントローラーも使えます。

ゲームチャットでは、過去のチャット表示や画面サイズ変更が追加されています。

MiiのQRコード共有と、編集画面のBGMまで追加されました。

VRRの裏でMiiが踊り出しそうな、かなり盛りだくさんの更新です。

結論

ここまでの内容を踏まえて、今回の進化を整理します。

  • TVモード中心の人には、待望の大型アップデートです。
  • 120Hzテレビを持つ人は、今後の対応ゲームに期待できます。
  • テレビを買うなら、VRRと120Hz対応を重視する価値が上がりました。
  • 既存ゲーム目当てなら、対応アップデートを待つのが正解です。

「Switch 2」は、突然「PS5」より高性能になったわけではありません。

しかしVRRの初期実測は、任天堂の本気を感じる内容です。

60fpsへ届かないゲームを、ただ残念な移植で終わらせない可能性があります。

40fpsとVRRを上手に使えば、画質と滑らかさを両立できます。

私の一言コメントは、「Switch 2」の性能を増やさず、体感を底上げする最高の進化です。

対応ソフトが増えれば、TVモードの評価はここから大きく変わります。

このゲームで周波数が動いたという方は、ぜひコメントで教えてください。

私はとりあえず、「Nintendo Switch 2 のひみつ展」をHブロックまで進めます。

▼「Nintendo Switch 2」本体はこちら

▼「Nintendo Switch 2 のひみつ展」はこちら

任天堂
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▼VRR対応テレビは「Hisense 43E60S」がオススメです

最後に

今回は、「Switch 2」のTVモードVRR対応についてご紹介しました。

次回は、VRRスライダーデモを「Hisense U8N」で詳しく検証する予定です。

今日はここまでです。

この動画が参考になった方は、高評価・チャンネル登録をお願いします。

それでは、また次回の動画をお楽しみに!

参考: 任天堂「Nintendo Switch 2 本体を更新する」任天堂「Nintendo Switch 2 機能・仕様」任天堂「Nintendo Switch 2 のひみつ展 Ver.1.1.0」任天堂「テレビにつないで遊ぶ」電撃オンラインWccftech

動画版はこちら: