ソニー×TCLが仕掛ける「BRAVIA新時代」の正体!世界最強のテレビメーカー誕生か

今回は、テレビ市場にかなり大きなインパクトを与えそうなニュースです。
「ソニーのテレビ事業が、中国TCLとの合弁会社に移る」
このニュースを見て、「え、ソニーのテレビ終わるの?」「BRAVIAはどうなるの?」と感じた方も多いと思います。
今日はこの話題について、何が起きるのか、なぜ今なのか、私たちに何が影響するのかを、できるだけ分かりやすく解説します。
実は世界最強のテレビメーカーが誕生することになりそうなのです。
ソニー×TCLが仕掛ける「BRAVIA新時代」の正体!世界最強のテレビメーカー誕生か
① まず何が発表されたのか
2026年1月20日、ソニーは、中国の家電大手・TCLと戦略的提携に向けた基本合意を結んだと発表しました。
内容を一言でいうと、
ソニーのテレビとホームオーディオ事業を引き継ぐ合弁会社を作る
というものです。
この新会社は、
- テレビ
- サウンドバーなどのホームオーディオ
を対象に、開発・設計から、製造、販売、物流、アフターサービスまで、すべてをグローバルで運営する予定です。
つまり、「ブランドだけ貸す」わけではなく、事業そのものが新会社に移る、かなり大きな再編です。
② 出資比率と主導権
新会社の出資比率は、
- TCL:51%
- ソニー:49%
TCLが過半数を持ち、経営の主導権はTCL側になります。
ただし、ソニーも約半分を出資し、完全に手を引くわけではありません。
③ BRAVIAは消えるのか?
ではBRAVIAは消えるのか?、ここがいちばん気になる人が多いポイントです。
結論から言うと、
BRAVIAもSonyブランドも、今後も使われる予定
と公式に説明されています。
つまり、
- 「ソニーのテレビがなくなる」
- 「ブランド終了」
ではありません。
ただし、作る会社が“ソニー単独”ではなくなるという点が、これまでと大きく違います。
④ いつから変わるの?
今後の流れは、こうなっています。
- 2026年3月末まで
→ 法的に正式な契約を結ぶ予定 - 2027年4月
→ 合弁会社として事業開始予定
なので、すぐに店頭のBRAVIAが変わるわけではありません。
本格的な変化は、早くても2027年以降と見ていいでしょう。
⑤ なぜソニーはこうした決断をしたのか
では、なぜソニーは“看板事業”とも言えるテレビを切り離すのでしょうか。
背景は、大きく3つあります。
1つ目は、「テレビ市場は儲けにくい」です。
テレビは今、
- 価格競争が激しい
- パネルコストの影響が大きい
- 利益率が低い
という、かなり厳しい市場です。
特に中国メーカーは、大量生産とコスト競争力で非常に強い。
2つ目は、「TCLは作る力が圧倒的」です。
TCLは、
- パネル
- 製造
- 物流
までを自社グループで持つ、垂直統合型メーカーです。
規模とコストでは、正直ソニー単独では太刀打ちしにくい。
3つ目は、「ソニーは強い分野に集中したい」です。
今のソニーは、
- ゲーム (PlayStation)
- 映画・音楽
- イメージセンサー
といった分野が、収益の中心になっています。
テレビ事業を軽くすることで、成長分野に経営資源を集中するという狙いがあります。
ブラビアがより安く、TCLがより使いやすく
ソニーのテレビは、物はいいが値段が高すぎることが欠点でした。
TCLのテレビは、値段が安く性能も良いが、使い勝手が悪いことが欠点でした。
ソニーとTCLがくっつくことで、両者の欠点が一気に消え去ることになります。
ソニーはTCLの工場と販路をゲットして、一気にコストカットできるようになります。
TCLはソニーの持つ映像エンジンやUIを取り込むことで、一気に使い勝手が向上します。
つまり、ソニーはコスパが良くなり、TCLは使い勝手が良くなります。
今後間違いなくTCL・ソニーは世界1位の座を取ることになりますし、ライバルのサムスン、ハイセンス・レグザとの競争が激化することになりそうです。
コレから世界のテレビ市場は、ますます面白くなりそうです。
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最後に
今回のニュースをまとめると、
- ソニーのテレビ事業は終わらない
- ただし「単独」ではなく「合弁」に変わる
- BRAVIAは続くが、作り方は変わる可能性がある
ということです。
これは「撤退」ではなく、生き残り方を変えたと見るのが近いかもしれません。
今後TCL・ソニーはどんなインパクトを与えてくれるのか、非常に楽しみですね。