新型「PS5 日本語専用 CFI-2200」は液体金属が漏れない?冷却性能が改善か

新しい「PS5 日本語専用」モデルから、ついに液体金属の問題が解消されたかもしれません。
先日、新型の「日本語専用モデル」こと「CFI-2200」が発売されました。
これの海外版にあたる「CFI-2116」を分解したユーザーが、あるアップグレードに気づきました。
それは、液体金属を均一にするための溝の追加で、これはPS5 Proに採用されていたものと同様のようです。
PS5ユーザーを長年悩ませていた熱問題が、ついに解消するかもしれません。
新型「PS5 日本語専用 CFI-2200」は液体金属が漏れない?冷却性能が改善か
PS5の液体金属問題
まずは、PS5の液体金属問題をおさらいしておきます。
PS5では、APU(CPU+GPU)の冷却効率を高めるため、熱伝導率の高い“液体金属(Liquid Metal)”でオーバーライドする方式が採用されています。
これはハイエンドPCでも使われる方法で、メリットは大きいものの、扱いが難しい素材です。
問題とされている点はここからです。
PS5は縦置き・横置きに両対応ですが、長期間の縦置きで液体金属が重力方向に偏るという指摘がありました。
こうやって液体金属が偏ったり、漏れて薄くなると、APUチップが冷えなくなって、PS5が熱暴走しシャットダウンしてしまうようなのです。
実際にYouTubeで調べてみると、液体金属が剥がれてしまったので、分解して塗り直してみた、という動画がたくさん出てきます。
Slimになった後も、基本構造が変わっていないようなので、「Slimから縦置きスタンドが付属されなくなった理由はこれでは?」、と邪推する海外ユーチューバーもいました。
ユーザーができる対策としては、PS5を横置きにして、液体金属が偏らないようにする、ということくらいでした。
「日本語専用 CFI-2200」で遂に改善?
そして先日、新型の「日本語専用モデル」こと「CFI-2200」が発売されました。
これの海外版である「CFI-2116」を分解したXユーザーのmodyfikatorcasperが、ある投稿をしました。
ざっくりと翻訳すると、
PS5の巨大ニュース!ソニーが“静かに”ハードウェアをアップグレード!今年最も重要なハードウェアアップデートが到来!ソニーは、新しいPlayStation 5 Slim(モデル CFI-2116)——ディスク版・デジタル版の両方——に、全く新しい冷却システムを密かに搭載していたことが判明!🔥これは単なる修正ではなく、PS5 Proの冷却システムを先行して統合したもの!コンソールの耐久性と安定性にとって巨大な一歩です。液体金属を100%使用しない設計へ:従来モデルで懸念されていた熱劣化の問題が解消。これは現時点で最も安定したPS5です!
とのことです。
要約すると、新型PS5では新しい冷却システムを搭載し、液体金属部分の設計も新しくなっているとのことです。
画像にもある通り、液体金属に溝が入っているのが分かります。
これはPS5 Proに採用されているものと同じで、液体金属が均一に広がり、冷却効果が安定するようです。
これによって、長年PS5ユーザーを悩ませてきた、液体金属の偏りや漏れによる故障リスクが軽減されているとも言われています。
これから買うならCFI-2100以降がオススメ
| 価格 | |
| PS5 通常版 CFI-2000 | 7万9,880円 |
| 日本語専用 CFI-2200 | 5万5,000円 |
| 日本語専用 CFI-2200 +ディスクドライブ | 6万6,980円 |
これからPS5を買う方は、液体金属問題が改善した、「CFI-2100」以降を買うようにしましょう。
新しく出た「日本語専用モデル」は「CFI-2200」なので、買ってヨシです。
通常モデルの「CFI-2100」の存在も確認されていますが、まだ市場には出回っていないようです。
今ディスクドライブ同梱版を買おうとすると、「CFI-2000」になってしまうので、避けましょう。
通常版を買うより、「日本語専用 CFI-2200」と、外付けディスクドライブを買ったほうが、安く済みます。
このように、これからPS5を買う方は、液体金属問題が改善した、「CFI-2100」以降を買うようにしましょう。
▼「PS5 日本語専用 CFI-2200」はこちら
▼「PS5 ディスクドライブ」はこちら
最後に
今回は、『新型 PS5 日本語専用 CFI-2200 は液体金属が漏れない?』についてご紹介しました。
このように、「PS5 日本語専用 CFI-2200」は液体金属問題が改善されているようです。
皆さんも、PS5で最高のゲーム三昧ライフを送ろうぜ。