【新型】ポータブルゲーミングPCのGPD WIN 5が発表!Ryzen Al Max+ 395搭載【2025】

新しいポータブルゲーミングPC、GPD WIN 5が発表されました。

主なスペックは、AMD Ryzen Al Max+ 395搭載、RAMは32〜128GB、SSDは1〜4TB、ディスプレイは7インチ/120Hz、となります。

ポータブルゲーミングPCとしては、間違いなく最強レベルの性能です。

今回はそんなGPD WIN 5について、簡単に解説していきます。

【新型】ポータブルゲーミングPCのGPD WIN 5が発表!Ryzen Al Max+ 395搭載【2025】

Ryzen Al Max+ 395

SoCGPU性能
GPD WIN 5Ryzen Al Max+ 395約12〜15 TFLOPS
※予想
PS5Oberon (カスタム)約10.3 TFLOPS
Xbox Ally (X)Ryzen Z2
(Ryzen AI Z2)
不明

GPD WIN 5のSoCは、AMD Ryzen Al Max+ 395を搭載しています。

これはノートパソコン向けのSoCですが、ポータブルゲーミングPCに突っ込んできたようです。

GPUはRadeon 8060Sとなっていて、性能はRTX 4060に近いとされることから、約12〜15 TFLOPSであることが予想されます。

これはゲーミングノートPCと比較しても、中位くらいの位置付けとなります。

PS5のGPU性能が約10.3 TFLOPSなので、GPD WIN 5はPS5を超えており、ポータブルゲーミングPCもここまで来たか、と驚きです。

ちなみに、Xbox Ally Xの性能はまだ不明ですが、それを上回ることは間違いなさそうです。

もちろん、これは電源接続時の最大性能となるため、実際にバッテリーで動かす際は、ここから更に落ちると見積もっておきましょう。

▼「ASUS ROG Flow Z13 395+」はこちら

RAM 32〜128GB

RAM仕様
GPD WIN 532GB
64GB
128GB
LPDDR5X‑8000
Switch 212GBLPDDR5X
Xbox Ally (X)16GB
(24GB)
LPDDR5X‑6400
(LPDDR5X‑8000)

GPD WIN 5のRAMは、32GB、64GB、128GBの3種類から選べます。

ぶっちゃけ最小の32GBでも、かなりすごいです。

LPDDR5Xメモリの、データ転送速度8000MT/sに対応しているので、低消費電力なのにめっちゃ速いそうです。

これはSwitch 2のLPDDR5Xよりも、約25%高速です。

ちなみに、Xbox Ally Xにも同じLPDDR5X‑8000のメモリが採用されています。

SSD 1〜4TB

SSD仕様
GPD WIN 51TB
2TB
4TB
M.2 NVMe
(PCIe Gen 4)
Switch 2256GBUFS 3.1
Xbox Ally (X)512GB
(1TB)
M.2 NVMe
(PCIe Gen 4)

GPD WIN 5のSSDは、1TB、2TB、4TBの3種類から選べます。

ぶっちゃけ最小の1TBでも、かなりすごいです。

GPD WIN 5には、Micro SDとMini SSDの、拡張スロットもあるので、外部ストレージを追加できます。

7インチ/120Hz

画面サイズリフレッシュレート
GPD WIN 57インチ
(1920×1080)
120Hz
Switch 27.9インチ
(1920×1080)
120Hz
Xbox Ally (X)7インチ
(1920×1080)
120Hz

GPD WIN 5のディスプレイは、画面サイズ7インチ、リフレッシュレート120Hzとなっています。

解像度は、1920×1080のフルHDです。

これはSwitch 2の7.9インチよりも、0.9インチ、小さいです。

ちなみに、Xbox Allyも同じ7インチ/120Hzです。

本体サイズ

大きさ重さ
GPD WIN 5267×111.6×24.21mm
(バッテリー除く)
565g
(バッテリー除く)
Switch 2272x116x13.9mm約534g
Xbox Ally (X)290.8×121.5×50.7mm670g
(715g)

GPD WIN 5の本体サイズは、大きさが267 × 111.6 × 24.21mm、重さが565gとなります。

ただし、バッテリーは外付けなので、バッテリーを付けると重さが1kg近くになります。

本体の縦横の大きさは、Switch 2よりも小さいです。

バッテリーなしの状態で、Switch 2の2倍近くの厚みです。

バッテリーを付けると、Xbox Allyの厚みに近づくと思います。

バッテリーは外付け

GPD WIN 5のバッテリーは、外付けの80Whです。

後ろからガチャンと取り付けるタイプです。

バッテリーの大きさは、動画で確認した限りでは、まあまあデカくて重そうです。

参考: GPD Win 5 初レビュー

そのため、基本は有線でのゲームプレイを想定しているみたいです。

有線で遊ぶ時は、180Wの電源アダプターに接続します。

値段は不明

GPD WIN 5の値段は不明です。

同じRyzen Al Max+ 395を搭載している、ノートPCのASUS ROG Flow Z13は、定価約42.5万円〜です。

そのため、GPD WIN 5も30〜40万円以上になることは覚悟しておきましょう。

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まとめ

GPD WIN 5は、ゲーミングノートPCを、そのままポータブルに突っ込んだような製品です。

それゆえに、性能は最強レベルです。

ただし欠点として、バッテリーが外付けです。

バッテリーを付けると、重さが1kg近くになり、厚みもかなり分厚くなります。

やはり、基本的には室内で電源ケーブルをブッ刺して使うことを想定しているようです。

発売時期は未定ですが、旧モデルが日本でも販売されていることから、もうすぐ遊べるようになる、かもしれませんね。

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最後に

今回は、『【新型】ポータブルゲーミングPCのGPD WIN 5が発表!Ryzen Al Max+ 395搭載【2025】』についてご紹介しました。

このように、GPD WIN 5は、ポータブルゲーミングPCとしては、間違いなく最強レベルの性能となります。

果たして、ポータブルゲーミングPC市場は今後どのような盛り上がりを見せるのか、楽しみですね。

動画版はこちら: