【新型】ソニーBRAVIA 5 XR50が発表!X90L/BRAVIA 7とも比較【2025年モデル】

ソニーの2025年モデルの液晶テレビ、BRAVIA 5 XR50が発表されました。

BRAVIA 5は、X90Lの後継モデルで、新しくMini LEDを搭載し、映像エンジンXRは、フラッグシップと同じものにアップグレードされています。

そんなBRAVIA 5は、旧型のX90Lから何が変わったのか、BRAVIA 7とはどう違うのか、比較していきましょう。

【新型】ソニーBRAVIA 5 XR50が発表!X90L/BRAVIA 7とも比較【2025年モデル】

Mini LED

ソニーBRAVIA 5は、旧型にはなかったMini LEDに新しく対応しました。

とは言っても、ピーク輝度や分割数は非公開なので不明です。

ソニーはBRAVIA 5をミドルクラスと位置付けていて、BRAVIA 9やBRAVIA 7よりもグレードを落とした下位モデルとなっています。

そのため、BRAVIA 5はBRAVIA 9やBRAVIA 7から、さらに一段階落ちたピーク輝度や分割数となっています。

VAパネル

ソニーBRAVIA 5のパネル情報は非公開ですが、オリチャンネルさんによると、VAパネルである可能性が高いようです。

HVAではないただのVAなので、当然斜めからの視聴には弱く、ここは弱点となりそうです。

参考: ソニー「BRAVIA 5」登場!miniLED液晶テレビ一機種のみ…有機ELなしは残念?最新サウンドバーもチェック!

XR (BRAVIA 9と同じ)

映像エンジンのXRは、フラッグシップのBRAVIA 9と同じものへアップグレードされています。

主な目玉機能として、

  • XR Backlight Master Drive
  • XR Contrast Booster 10
  • Studio Calibrated
  • XR Clear Image
  • XR 4K Upscaling
  • XR Triluminos Pro
  • XR Motion Clarity

などがあります。

X90Lと比較

BRAVIA 5X90L
発売20252023
画面サイズ55
65
75
98
55
65
75
85
Mini LED対応非対応
ピーク輝度不明
(おそらく増加)
不明
分割数不明
(X90Lから大幅に増加)
不明
量子ドット非対応非対応
パネルVAVA
映像エンジンXR
(9と同じ)
XR
価格(55v型)
※2025年5月15日時点
25万3,000円〜20万3,000円〜

続いては、新型のBRAVIA 5と、旧型のX90Lのスペックを比較していきます。

画面サイズは、X90Lの85インチの代わりに、BRAVIA 5には98インチの超大型が採用されました。

最近の謎の100インチブームに乗っかってきたみたいです。

Mini LEDは、X90Lは非対応でしたがBRAVIA 5で新対応、ピーク輝度は不明、分割数も不明ですが、X90Lから大幅に増加しています。

BRAVIA 5の分割数は公開されていませんが、旧型との比較画像を見れば、違いは一目瞭然です。

量子ドットは、BRAVIA 5とX90Lの、どちらも非対応となります。

せっかくMini LEDに対応したなら、量子ドットにも対応しておいて欲しかったところです。

パネルの種類は、どちらもVAパネルなので、コントラストは高いですが、視野角は狭いです。

映像エンジンは、BRAVIA 5はBRAVIA 9と同じものへアップグレートしています。

BRAVIA 5はエンジンが新しくなったことで、さまざまな高画質機能に対応しました。

2025年5月15日時点の、大手家電量販店の通販サイトの、55インチの価格は、BRAVIA 5が25万3,000円〜、X90Lは20万3,000円〜、となっています。

まとめると、BRAVIA 5は98インチに対応、Mini LEDに対応で分割数は大幅に増加、量子ドットには相変わらず非対応ですが、映像エンジンはBRAVIA 9と同じものへアップグレード、となっています。

参考: ソニー、mini LEDバックライトを採用した4K液晶テレビ2025年モデル「BRAVIA 5」 – 価格.com

BRAVIA 7と比較

BRAVIA 5BRAVIA 7
発売20252024
画面サイズ55
65
75
98
55
65
75
85
Mini LED対応対応
ピーク輝度不明5より明るい
分割数不明5より多い
量子ドット非対応対応
パネルVAVA
映像エンジンXR
(9と同じ)
XR
(9と同じ)
価格(55v型)
※2025年5月15日時点
25万3,000円〜35万2,000円〜

次は、上位モデルのBRAVIA 7と比較してみます。

画面サイズは、BRAVIA 7の85インチの代わりに、98インチが用意されています。

どちらもMini LED対応ですが、ピーク輝度と分割数は、BRAVIA 7がより明るく、より多くなっています。

量子ドットは、BRAVIA 5は非対応ですが、BRAVIA 7は対応しています。

BRAVIA 5とBRAVIA 7は、量子ドット対応の有無で差別化されているようです。

パネルはどちらもVAなので、斜めからの視聴には弱いですが、コントラストは高いです。

映像エンジンは、BRAVIA 5とBRAVIA 7、どちらも同じものが載っています。

2025年5月15日時点の、大手家電量販店の通販サイトの、55インチの価格は、BRAVIA 5が25万3,000円〜、BRAVIA 7が35万2,000円〜、となっています。

まとめると、性能は全てにおいてBRAVIA 7が上回っていますが、値段はBRAVIA 5のほうが10万円近く買い安くなっています。

BRAVIA 5は、発売後はさらに値崩れするので、ソニーのMini LEDを狙っている人にオススメになります。

ソニー復活なるか

ソニーのテレビは、ここ2年くらいで急速にシェアを落としていて、2024年は国内5位まで落ちてしまいました。

その理由は、シンプルに値段が高すぎるからで、プレミアムモデルに力を入れすぎた結果、一般ユーザーから敬遠されてしまったのだと思います。

今回、価格を抑えたミドルクラスのMini LEDテレビを発表したことで、離れてしまったユーザーを呼び戻すことに期待されます。

最近は、ハイセンスやTCLといった中華メーカーの勢いがすごく、ソニーだけでなくパナソニックも苦戦を強いられています。

テレビは日本メーカーにこだわる人もまだまだ多いので、ソニーにも頑張ってほしいところですね。

▼新型の「ソニー BRAVIA 5 55インチ」はこちら

▼旧型の「ソニー X90L 55インチ」はこちら

▼「ソニー BRAVIA 7 55インチ」はこちら

最後に

今回は、『【新型】ソニーBRAVIA 5 XR50が発表!X90L/BRAVIA 7とも比較【2025年モデル】』についてご紹介しました。

このように、BRAVIA 5は、X90Lの後継モデルで、新しくMini LEDを搭載し、映像エンジンXRは、フラッグシップと同じものにアップグレードされています。

果たして、BRAVIA 5はどのようなテレビになっているのか、ソニーは復活できるのか、注目ですね。

動画はこちら: