【速報】パナソニック1万人削減でテレビ事業撤退が確定?どこに売却?

パナソニックホールディングスが、国内外で1万人の人員削減を行うことを発表しました。

理由は、赤字事業の撤退と拠点の統廃合を進めるため、とのことで、テレビ事業の売却や撤退も検討に入っているようです。

果たして、パナソニックのテレビ事業は売却されるのか、はたまた撤退してしまうのでしょうか。

【速報】パナソニック1万人削減でテレビ事業撤退が確定?どこに売却?

テレビ撤退が現実的に

パナソニックがテレビ事業から撤退するかもしれない、という話は、2月頃にも話題になりました。

この時は、

「売却という手段をとるかどうかについては現時点でコメントできる状態にはなく、決定はしていない。売却以外の手段もあるので」https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1660319.html

と、どちらでもないといった答え方でした。

そして5月の発表では、

「テレビはグローバルに厳しい事業環境の中で、パートナーとの協業をウィンウィンの関係を深化させていくことも含め、検討や協議を行っている状況だが現時点で決定していることはない。ただ、家電事業にとってテレビは日本や台湾、香港において非常に重要で、一定の必要性を認識しながら改革を進めている」https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250509/k10014801281000.html

とのことで、決まってはいないが売却を検討していると言った具合でした。

パートナーとの協業、検討や協議を行っている、というこの部分が引っかかるところで、このパートナーとはどこで、協議とは何を意味しているのでしょうか。

買収先はやはり?

現実的に、ビエラを売却するとなると、やはりTCLが最有力候補になってくると思います。

2024年の世界テレビ市場は、サムスン、ハイセンス、TCL、LG、と言ったメーカーが上位を占めている状態で、TCLはかなり勢いがあるためです。

TCLのテレビは、HVAパネルとMini LED技術は優れていますが、映像エンジンがショボイのと、UIが海外感丸出しで使いにくいことが欠点です。

仮にパナソニックのビエラを買収して傘下に収めた場合、TCLにビエラの映像エンジンが載ることになります。

おそらくUIや録画機能も、ビエラのものをコピーして使いやすくしてくるので、TCLのテレビが一気に進化することになります。

そして、ビエラのテレビにはTCLのHVAパネルとMini LED技術が採用されることになるので、まさに鬼に金棒となり、ビエラブランドが復活することは間違いないと言えます。

参考: Counterpoint Research – Q4’24 先端技術TVの世界出荷数は前年比51%増~Samsungが首位、TCLがLGを抜いて第2位に浮上 – Japan Site

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最後に

今回は、『【速報】パナソニック1万人削減でテレビ事業撤退が確定?どこに売却?』についてご紹介しました。

このように、パナソニックはテレビ事業の売却や撤退も検討に入っているようです。

果たして、パナのテレビ事業はどうなってしまうのか、今後も目が離せませんね。