【新型】ハイセンス U7Rが発表!U7N/U8Rとの違いは?【2025年モデル】

ハイセンスの新しい液晶テレビ、U7Rが発表されました。
U7Rは、U7Nの後継モデルで、旧型からバックライト、パネル、映像エンジンの3点がアップグレードされています。
そんなU7Rは、旧型のU7Nや、上位モデルのU8Rと比べてどう違うのか、どっちを買うべきか、見ていきましょう。
【新型】ハイセンス U7Rが発表!U7N/U8Rとの違いは?【2025年モデル】
Mini-LEDを初搭載
U7Rは、U7シリーズで初めてMini-LEDが搭載されました。
これによって、輝度は旧型から87%向上し、マックス750nitになったようです。
これは正直サプライズで、これまでのU7シリーズにはローカルディミングすらなかったため、いきなりMini-LEDが入ってきたのは本気度を感じます。
ただし、分割数は75インチで240と、Mini-LEDとは言ってもかなり簡易的なものとなっています。
広視野角パネルを搭載
新しいU7Rでは、55インチ以外は、U7NのVAパネルからADSパネルへ変更され、広視野角シートも採用されています。
これによって、画面の視野角を一気に向上したようです。
旧型のU7Nは、上下左右の視野角が狭いと、ユーザーからのレビューでも度々報告されていたので、これは良くなった点です。
映像エンジン
U7Rでは、新しくHI-VIEW AIエンジンPROが採用されています。
これはU8Rと同じもので、美肌、アプコン、HDR処理、倍速、フレームジャダー、バンディングノイズなどを、AIの力で良い感じにしてくれるようです。
U7Nとの比較
U7R | U7N | |
画面サイズ | 55 65 75 | 43 50 55 65 |
バックライト | Mini-LED | LED |
輝度 | 750nit | 約403nit |
分割数 | 240 75v型 | なし |
パネル | ADS (55v型は除く) | VA |
DCI-P3 | 93% | 不明 |
Pantone認証 | あり | なし |
広視野角シート | あり | なし |
エンジン | HI-VIEW AIエンジンPRO | HI-VIEWエンジンII |
新型のU7Rと旧型のU7Nを比較してみました。
まず画面サイズは、U7Nにあった43〜50インチはリストラとなり、55、65、75インチの3サイズ展開となっています。
バックライトはただの直下型LEDからMini-LEDへ進化し、最大輝度は約403nitから750nitへ、2倍近く明るくなっています。
U7Nの輝度は非公開ですが、86%増で750nitということは、元は約403nitになります。
U7Nはローカルディミングに非対応でしたが、U7Rは75インチで240分割となっています。
U7RのパネルはVAからADSへ変更され、視野角が広がりました。
U7RのDCI-P3は93%で、U7Nは不明、新しくPantone認証を得ており、広視野角シートも新搭載しています。
映像エンジンは、HI-VIEWエンジンIIからHI-VIEW AIエンジンPROへ新しくなりました。
まとめると、U7NからU7Rは、43〜50インチが廃止、バックライトがMini-LEDに、より明るくなってローカルディミングに対応、パネルがADSになって広視野角に、映像エンジンがHI-VIEW AIエンジンPROになりました。
U8Rとの比較
U7R | U8R | |
画面サイズ | 55 65 75 | 50 55 65 75 85 100 |
バックライト | Mini-LED | Mini-LED Pro |
輝度 | 750nit | 2000nit |
分割数 | 240 75v型 | 2940 85v型 |
パネル | ADS (55v型は除く) | ADS Pro |
低反射フィルム | なし | あり |
広視野角シート | 広視野角シート | 広視野角シートPRO |
次は、U7Rと、上位モデルのU8Rを比較していきます。
画面サイズは、U8Rにはなぜか50インチがあり、85と100インチの超大型も用意されています。
バックライトは、U7Rは普通のMini-LED、U8Rは強化されたMini-LED Proとなっていて、最大輝度はU7Rが750nit、U8Rが2000nit、分割数はU7Rの75インチで240、U8Rの85インチで2940となっています。
パネルは、U7Rは普通のADS、U8Rはより優れたADS Proで、よりコントラストが高く、黒の表現に優れています。
低反射フィルムは、U7Rはなし、U8Rはありで、U8Rはより映り込みが少なく、U7Rには広視野角シート、U8Rには広視野角シートPROが採用されていて、U8RはMini-LEDの光漏れを抑えています。
まとめると、U8Rのほうが画面サイズのラインナップが豊富で、輝度がより明るくて分割数も多く、よりコントラストが高くて映り込みが少なく、光漏れも少ない、といった感じです。
U7R/U7N/U8Rのどれを買う?
ここで疑問になるのが、U7RとU7NとU8Rは、どれががええんや?ということです。
結論から言うと、ゲーム用ならU7N、コスパ重視ならU7R、高輝度・高コントラストを求めるならU8Rがオススメになります。
旧型のU7Nはゲーム用テレビ、という位置付けでしたが、新型のU7Rは、Mini-LEDとADSの対応によって、ゲームだけでなく動画の視聴にも向いているため、今回からU8Rの代わりにU7Rを選択するのもアリになったわけです。
ぶっちゃけHDRを見まくらない限りは、2000nitも必要ないので、U7Rでも全然OKだと思いますし、映画やドラマを見まくる人でないと、分割数とADS Proの恩恵も得られにくいと思います。
今やU7RとU8Rのどっちを選んでも正解のため、私自身もどっちを買うか選べと言われたら、即答できずに悩んでしまうと思いますが、結局は値段次第と言えます。
U7Rがとんでもなく低価格で販売されていたら、こっちを選ぶのがアリになりますが、逆にU8Rとの価格差が小さければ、U8Rを選ぶのが正解となります。
▼旧型の「ハイセンス U7N 43インチ」はこちら
最後に
今回は、『【新型】ハイセンス U7Rが発表!U7N/U8Rとの違いは?【2025年モデル】』についてご紹介しました。
このように、U7Rは、U7Nの後継モデルで、旧型からバックライト、パネル、映像エンジンの3点がアップグレードされています。
果たして、ハイセンス U7Rはどれくらい進化しているのか、発売が楽しみですね。