App StoreにAAAゲームが大量追加!プレステのシェアをiPadが奪うのか?
WWDC 2024で、新しいAAAタイトルのゲームソフトが、App Storeに追加されることが発表されました。
主なタイトルは、
- アサシン クリード シャドウズ
- バイオハザード RE:2
- バイオハザード7 レジデント イービル
- パルワールド
- デッドアイランド2
- Sniper Elite 4
- 鳴潮
- コントロール
- Riven
- プリンス オブ ペルシャ 失われた王冠
- ヴァルヘイム
- World of Warcraft
- Frostpunk 2
となっています。
最近App StoreにやたらAAAゲームが追加されているのは、一体なぜなのか、考えていきましょう。
App StoreにAAAゲームが大量追加
iPadでもAAAが遊べるようになってきた
これまでは、AAAタイトルのゲームソフトを遊びたい場合、PS5、Xboxなどのハイエンドの家庭用ゲーム機か、ゲーミングPCを用意する必要がありました。
ライトユーザーの人がゲーミングPCを選択するのは敷居が高いため、とりあえずプレステを選択するのが定番だったと思います。
ところが、iPadにMシリーズチップが載るようになってから、iPadでもAAAゲームが遊べるように変わってきました。
ここで、これまでプレステかPCしかなかったAAAゲームの選択肢の中に、新しくiPadが加わったことになります。
AAAはモバイルにシフト?
最近のゲーム市場には、ある面白い変化があって、それはモバイルゲーミングPCという、新しい分野が出てきたことです。
Steam Deckを皮切りに、ASUS ROG Allyなどが登場し、今まではパソコンの前に座らないと遊べなかったPCゲームが、どこでも遊べるようになってきました。
プレステもPlayStation Portalを出して対抗していますが、Steam Deckのような単体で完結する製品ではないため、オフライン環境で遊ぶことができません。
このように、AAAゲームのモバイル化が、次のトレンドになりつつあります。
プレステのシェアをiPadが奪う?
iPadでAAAゲームが遊べるようになったこと、そしてAAAがモバイルにシフトしていること、この2つから面白い予想が見えてきます。
それは、アップルが将来的にプレステのシェアを奪おうとしているのかもしれない、ということです。
今のプレステの欠点は、「単体ではモバイルで遊べない」という点なのですが、ちょうどこの隙間の部分を、アップルは狙っているのかもしれません。
iPadならAAAゲームがモバイルで遊べるので、まさにプレステの苦手分野で有利に戦うことができます。
かつてiPhoneとiPadが登場してから、カジュアルな携帯ゲームの市場は駆逐されてしまったのですが、次はAAAの市場に狙いを定めたのでしょうか。
iPadがプレステに勝つことは可能?
では、将来的に「iPadがプレステに勝つことは可能か」という話ですが、これはワンチャンいけると思います。
今すぐには無理ですが、これからジワジワとプレステのシェアを奪っていけば、次のPS6の世代交代の頃には、良い勝負ができるようになっているかもしれません。
もちろん、PS5とiPadを比べれば、圧倒的にPS5の方がパフォーマンスが優れているのですが、実際問題、ほとんどのユーザーは「ゲームは普通に遊べればOK」と考えていると思います。
スイッチのゲームソフトが低グラフィックでも売れまくっていることからも、まさに「面白ければクソグラでも大丈夫」なことの証明になっていると思います。
そもそもパフォーマンスにこだわる層は、PCゲームを選択すると思うので、そうではない、ライトな層をiPadがこれからゴッソリと持っていく可能性は、やはりあるのではないでしょうか。
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最後に
今回は、『App StoreにAAAゲームが大量追加!プレステのシェアをiPadが奪うのか?』についてご紹介しました。
このように、iPadでAAAが遊べること、モバイルにシフトしていることを考えると、これから将来的に、iPadがプレステのシェアを奪っていく可能性はあります。
果たして、これからApp StoreのAAAゲームはどれくらい増えるのか、ゲーム業界はどうなっていくのか、新時代到来の予感がして楽しみですね。