「Apple TV 4K 第3世代 (2022)」レビュー!【開封・設置・初期設定編】
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今回は、「Apple TV 4K 第3世代 (2022)」のレビュー「開封・設置・初期設定編」についてご紹介します。
2022年11月4日に新しい「Apple TV 4K 第3世代 (2022)」が発売されました。
「Apple TV 4K 第3世代 (2022)」は、新しいデザインに刷新され、「A15 Bionic」チップを搭載、ストレージの最大容量が128GBに増加しています。
早速私も「Apple TV 4K 第3世代 (2022)」を入手したので、実際に使ってみました。
そんなわけで今回は、「Apple TV 4K 第3世代(2022)のレビュー」について見ていきましょう。
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「Apple TV 4K 第3世代 (2022)」レビュー!【開封・設置・初期設定編】
▼「Apple TV 4K 第3世代 (2022)」
「Apple TV 4K 第3世代 (2022)」の開封
▲今回購入したのは128GBの「Wi-Fi + Ethernet」モデルで、箱は従来よりもコンパクトになっています。
▲箱の右側に「Wi-Fi + Ethernet」と記載されています。
▲箱の下側には128GBと記載があります。
▲底面にも色々と書いてあります。
▲底面のテープをピリピリと剥がして開封していきます。
▲テープを剥がしたら箱をスポッと上に持ち上げます。
▲箱を開けると「Apple TV 4K」の本体が登場します。
箱の横幅ギリギリに収納されていました。
▲「Apple TV 4K」の本体を取り出すと、下にリモコンの「Siri Remote」が入っています。
こちらも箱の縦幅ギリギリで素晴らしい収納術です。
▲リモコンの隣には電源ケーブルが入っています。
▲さらに電源ケーブルの下に冊子類が入っていました。
特に使わないのでそのまま箱に戻します。
▲主な内容は「Apple TV 4K」の本体、リモコン、電源ケーブルの3点となっています。
▲早速本体の保護フィルムをペリペリと剥がしていきます。
▲お次はリモコンを紙袋からシュッと取り出します。
▲電源ケーブルも箱からパカっと取り出します。
▲改めて、こちらが本体、リモコン、電源ケーブルです。
※HDMIケーブルやUSB-Cケーブルは別売りなのでご注意ください。
「Apple TV 4K」本体の「第2世代(2021)」と「第3世代(2022)」の比較
▲「Apple TV 4K」の新旧モデルを並べてみたところ、左側の「第2世代(2021)」よりも右側の「第3世代(2022)」の方が一回り小さくなっているのが分かります。
▲高さをチェックしてみると、「第3世代(2022)」の方が背が低くなっています。
仕様表では高さが4mm低くなって31mmになったようです。
▲「第3世代(2022)」は高さが小さくなった他にも、縦横の大きさがどちらも5mm短くなっています。
▲背面をチェックしてみると、「第2世代(2021)」では電源、HDMI、LANの順番だったのが、「第3世代(2022)」では電源、LAN、HDMIの並びに変更されています。
これはおそらく、新しく追加されたLAN非搭載の「Wi-Fiモデル」で見た目のバランスをよくするために配置を変えたのだと思われます。
▲2つのモデルを上からチェックしてみると、「第2世代(2021)」では「リンゴマークtv」だったものが、「第3世代(2022)」では「リンゴマーク」のみに変更されています。
▲続いては底面を見ていきます。
保護フィルムがついているのでペリッと剥がします。
▲底面をチェックすると、「第2世代(2021)」では「リンゴマーク」のロゴがありましたが、「第3世代(2022)」ではロゴが無くなっています。
▲また、「第2世代(2021)」では廃熱用のファンが搭載されていましたが、「第3世代(2022)」はファンレスになっています。
▲「第2世代(2021)」本体のみの重さを測ってみると、414gでした。
▲「第3世代(2022)」の本体のみの重さを測ってみると216gと198g軽くなっていました。
「Siri Remote」の「第2世代(2021)」と「第3世代(2022)」の比較
▲「Siri Remote」の新旧2つのモデルを並べてみましたが、違いは全くわかりません。
▲背面も見てみましたが、こちらも違いは分かりません。
▲底の部分を見てみると、充電ポートの大きさが変わっていることが分かります。
左側の穴の小さい方がLightningを搭載した「第2世代(2021)」で、右側の穴の大きい方がUSB-Cを搭載した「第3世代(2022)」となります。
たったの1年で充電端子の仕様を変更するなら、最初からUSB-Cにすればよかったじゃんと思うところです。
▼「Anker USB-Cケーブル」はこちら
▲「Siri Remote 第2世代(2021)」の重さは64gとなっていました。
▲「Siri Remote 第3世代(2022)」の重さは67gとなっていて、USB-Cになったことで謎に3g重くなっています。
「Apple TV 4K 第3世代 (2022)」の設置と初期設定
旧機種からの買い替えの際に事前にやっておくといいこと
▲旧機種の「Apple TV 4K」または「Apple TV HD」からの買い替えの場合は、事前にやっておくといいことが2つあります。
まず、旧機種に「HomePod」を接続して使っている場合は、「設定」→「ビデオとオーディオ」→「オーディオ出力」のデフォルトオーディオ出力を「TVスピーカー」に変更しておきましょう。
▲次に、「設定」→「ユーザーとアカウント」→「デフォルトユーザー」→「1つのホーム画面」をオンにしておきましょう。
これによって、旧機種で使っていたアプリを同じ配置で自動的にインストールしてくれます。
HDMI、LAN、電源ケーブルを接続して設置
▲「Apple TV 4K 第3世代 (2022)」の本体に、HDMIケーブル、LANケーブル、電源ケーブルの3本を接続します。
有線LAN環境がない場合は、Wi-Fiでも利用可能です。
ちなみに、HDMIケーブルは別売りとなっているので別途用意しましょう。
▼「Anker HDMI 2.1対応ケーブル」はこちら
▼コスパ重視の方は「UGREEN HDMI 2.1ケーブル」もオススメです
「Apple TV 4K 第3世代 (2022)」の初期設定
▲「Apple TV 4K」をテレビに接続したら、まずリモコンのボタンを押して本体と接続します。
リモコンの接続ができたら、使用したい「言語」を選択します。
▲次は、「国/地域」を選択します。
▲次は、「データとプライバシー」で「続ける」を選択します。
▲次は、「Apple TVを自動的に設定」の画面になるので、「iPhoneで設定」を選択しましょう。
※iPhoneをお持ちでない方は「手動で設定」を選びましょう
▲「iPhoneで設定」を開くと、お使いの「iPhone」の画面に「Apple TVを設定」と表示されるので、「設定」を選択します。
▲すると、認証コードを入力する画面になるので、テレビに表示された4桁のコードを「iPhone」に入力しましょう。
※認証コードは毎回変更されます。
▲認証コードを入力すると、「Apple TVを設定中」の画面になるのでそのまま待ちます。
▲設定が完了したら、「iPhone」の画面に「iPhoneでリモコンを使用」と表示されるので「完了」を押します。
▲テレビの画面には、「パスワードを要求」と表示されているので、「常に要求」、「15分後に要求」、「要求しない」のいずれかを選択します。
※迷った場合は「常に要求」にしておきましょう。
▲次は、「iPhoneからの設定」の画面になるので、問題がなければ「続ける」を選択します。
※設定を変えたい場合は、「設定をカスタマイズする」を選択しましょう。
▲次に「TVプロバイダはありますか?」の画面になるので、「今はしない」を選択します。
※このサービスはおそらく日本では利用できません。
▲次に、「すべてのApple TVで1つのホーム画面」になるので、「オンにする」を選択しましょう。
これによって、旧機種で使っていたアプリを同じ配置で自動的にインストールしてくれるので便利です。
※利用したくない場合は「今はしない」を選択しましょう。
▲次に、「このApple TVをどこに設置しますか?」の画面になるので、好きな場所を選択しましょう。
▲次に、「HomePod」を利用している場合は「HomePodスピーカーをTVスピーカーとして利用しますか?」の画面になるので、「TVスピーカーとして使用」を選択しましょう。
※接続したくない場合は「今はしない」を選択しましょう。
▲次に、「世界を見よう」の画面になるので、「自動的にダウンロード」を選択しましょう。
これによって新しいスクリーンセーバーが追加されるのでオススメです。
▲次に、「App解析」の画面になるので、「Appデベロッパと共有」か「共有しない」のどちらかを選択します。
※迷った場合は「共有しない」にしましょう。
▲次に、利用規約の画面になるので、「同意する」を選択しましょう。
▲次に、「ドルビービジョン」対応のテレビを使っている場合は、「最適な画像が出るように設定しましょう」の画面になるので、「ドルビービジョンを試す」を選択しましょう。
ここで「ドルビービジョン」の映像が出力されるかテストしておきます。
▲「Apple TVは、テレビを4K ドルビービジョン(60Hz)に切り替えました。」と表示されたら、「OK」を選択します。
▲すると、「Apple TV 4K」のホーム画面が表示されて、買い替えの場合は旧機種で使っていたアプリが同じ配置で自動的にインストールされます。
「Apple TV 4K 第3世代 (2022)」のおすすめの映像設定
▲初期設定ではHDRが常にオンになっている状態です。
このままでも使えるのですが、SDRのコンテンツを再生した際に色味が不自然に見えることもあるため、「SDRのコンテンツがHDRに変換されて出力されるのが嫌だ」という人もいると思います。
そんな時は、「Apple TV 4K」の出力をSDRにして、「コンテンツに合わせる」をオンにするのがオススメになります。
まずはホーム画面から「設定」を開きます。
▲「設定」を開いたら、「ビデオとオーディオ」を選択します。
▲「ビデオとオーディオ」を開いたら、「フォーマット」を選択します。
▲「フォーマット」を開いたら、「4K SDR 60 (59.94Hz)」を選択します。
▲「Apple TVは、テレビを4K SDR(60Hz)を使用するように切り替えました。」と表示されたら、「OK」を選択します。
▲次に、「ビデオとオーディオ」に戻って「コンテンツに合わせる」を選択します。
▲「コンテンツに合わせる」を開いたら、「ダイナミックレンジに合わせる」と「フレームレートに合わせる」をオンにします。
これで、SDRのコンテンツを再生したり、ゲームをする時は「SDR」で出力され、HDR10のコンテンツを再生すると「HDR10」で出力、ドルビービジョンのコンテンツを再生すると「ドルビービジョン」に切り替わって出力されるようになります。
もちろん、「常にHDR10やドルビービジョンで出力されても構わない」という場合は、HDR10やドルビービジョン出力に設定して、「コンテンツに合わせる」はオフにしておきましょう。
おすすめのキーボード設定
▲「Apple TV 4K」を使っていると、「キーボード入力が使いにくい」と感じる方もいると思います。
そこで、キーボード配列を「グリッド」に変更するのがおすすめです。
やり方は、ホーム画面から「設定」→「一般」→「キーボード配列」の順に開いて、「グリッド」を選択します。
▲これで「Apple TV 4K」でキーボード入力をする際に、テンキーで文字入力できるので使いやすくなります。
「Apple TV 4K 第3世代 (2022)」の第一印象
「Apple TV 4K 第3世代 (2022)」を使ってみた第一印象としては、本体がコンパクトになったことに加えて動作が更に速くなったと思いました。
私は「第2世代(2021)」からの買い替えですが、UIの操作をしていて反応が遅れたり処理が遅くなることが全くなくかなり快適です。
正直最初は「Apple TV 4K」に「A15 Bionic」チップはオーバースペックではないかとも思っていましたが、結果としてはデバイスのスペックは高ければ高いほど良いという結論に至りました。
特に「Apple TV 4K 第1世代(2017)」を使っている方であれば、大幅に進化しているので「第3世代(2022)」に買い替えるのをオススメします。
現在「第2世代(2021)」を使っている人は「第3世代(2022)」にすることで変化は感じられるとは思いますが、劇的な差ではないのでゲームをしないのであれば「第2世代(2021)」のままでも問題ないと思います。
おそらく、「A15 Bionic」を搭載したアップルの目的はゲームを遊んでもらうことなので、次回はゲームに関するレビューもしていきたいと思います。
こちらの記事もオススメです: 【ゲーム編】「Apple TV 4K 第3世代 (2022)」レビュー!
▼「Apple TV 4K 第3世代 (2022)」はこちら
▼「Anker HDMI 2.1ケーブル」もオススメです
最後に
今回は、『「Apple TV 4K 第3世代 (2022)」レビュー!【開封・設置・初期設定編】』についてご紹介しました。
このように、新しい「Apple TV 4K 第3世代 (2022)」は、デザインが刷新されよりコンパクトかつ軽量になっています。
また、リモコンの充電端子が「USB-C」へ変更されたので、着実に「Lightning」廃止に向かって進んでいるようです。
「Apple TV 4K 第3世代 (2022)」を使ってみた第一印象としては、UIの操作がより速く快適になっていましたが、「第2世代(2021)」と比べて劇的に変わっていることはありませんでした(「第1世代(2017)」からの買い替えはオススメ)。
もちろん、「A15 Bionic」チップの性能を活かせるのはゲームアプリなので、後日レビューしたいと思います。
皆さんも、新しい「Apple TV 4K」で動画の視聴やゲームなどを、快適に利用してみてはいかがでしょうか。
こちらの記事もオススメです: 【ゲーム編】「Apple TV 4K 第3世代 (2022)」レビュー!