Apple TV 4Kは復元(リストア)ができない!交換するしかない?
最近はテレビで動画配信サービスが楽しめるスマートテレビやストリーミング端末といった製品が人気です。
中でも、アップルが販売するストリーミング端末が「Apple TV (アップル・ティーヴィー)」になります。
そして4K HDR対応の「Apple TV 4K」では、Apple TVアプリ(iTunes Store)、Netflix、Amazon Prime Videoなどの4Kコンテンツが楽しめるのが魅力です。
ところが、そんなApple TV 4Kを使う際に1つ注意しないといけないことがあります。
それは、「Apple TV 4Kは復元(リストア)ができない」ということです。
そのため、ソフトウェアアップデートに失敗したり、ある日突然OSがクラッシュして起動しなくなると、交換修理をするしかなくなります。
Apple TV 4Kは復元(リストア)ができない
「Apple TV 4K」では、復元(リストア)ができません。
通常、iPhone、iPadなどの製品では、コンピュータと接続することで復元(リストア)が可能です。
ところが、Apple TV 4KにはコンピュータにUSB接続できる端子が搭載されていないので、そもそも復元をする方法が用意されていないようです。
そのため、Apple TV 4Kでは復元(リストア)をすることができず、OSが起動しなくなった場合は交修理しか選択肢がありません。
Apple TV 4Kの交換修理は、Apple Careの期間内であれば無償のようですが期間外であれば¥17,000以上の請求が発生します。
ちなみに、ソフトウェアアップデートの途中でOSがクラッシュして起動しなくなった(ユーザーの過失ではない)場合は、交換を無償で行える可能性もあるようです。
ビックリマークが出たら詰む?
もしもあなたがいつものようにApple TV 4Kを起動して使おうと思った時に、黄色三角のビックリマークが表示されてしまったら、残念ながら交換修理をするしかありません。
実際に私も、Apple TV 4Kを使おうと思ったらフリーズして動かなくなり、黄色三角ビックリマークが表示されてしまいました。
そしてアップルのサポートに問い合わせたところ、交換修理で¥17,000以上が請求されるとのことでした。
このような、Apple TV 4Kが突然ビックリマークになる現象はググってみるといくつか報告されているようです(参考: Apple TV 4K で ⚠️ (警告マーク) が表示されて起動しなくなった話、Apple TV 4K not working after software update、How to restore Apple TV 4K (Without USB-C))。
海外の投稿の中では、「電源ケーブルを何度か抜き差ししたら直った」という例も報告されているので、試してみる価値はありそうです(私は無理でした)。
いずれにしても、Apple TV 4Kには復元(リストア)の方法が用意されていないため、「HDMI to USBケーブル」や、「Ethernet to USBケーブル」などでコンピュータと接続しても無駄のようです。
▼「Apple TV 4K」はこちら
最後に
今回は、『Apple TV 4Kは復元(リストア)ができない!交換するしかない?』についてご紹介しました。
このように、Apple TV 4Kには復元(リストア)の方法が用意されていないので、ソフトウェアアップデートの自動更新はオフにしておいた方が無難です。
また、不具合の多いベータ版は絶対に入れない方がいいです(参考: 「Apple TV 4K」にベータ版を入れてはいけない理由!復元不可)。
もしもソフトウェアアップデートの自動更新をオフにして、ベータ版を入れていないのにも関わらずビックリマークが出てしまった場合は、運が悪かったとして諦めるしかなさそうです。
皆さんも、Apple TV 4Kを使う際はビックリマークが出ないように気をつけて使いましょう。