「7pay(セブンペイ)」のチャージ対応クレジット/デビットカードは7つだけ?VISA・MasterCard
2019年7月1日より、セブンイレブンのQRコード決済サービスの「7pay (セブンペイ)」がサービスを開始しました。
「7pay」は、全国のセブンイレブンなどで利用できる、プリペイド式の決済サービスです。
そんな「7pay」を利用するためには、事前にレジやATMで現金をチャージするか、クレジット/デビットカードからチャージしておく必要があります。
せっかくのキャッシュレス決済サービスなので、ここは現金ではなくカードからチャージしたいところです。
ところが、実際に「7pay」にチャージしようとすると、対応カードが少なすぎてチャージできないという問題にぶつかります。
※追記: 7payはサービス終了しました。
「7pay(セブンペイ)」のチャージ対応クレジット/デビットカードは7つだけ?
結論から言うと、「7pay (セブンペイ)」のクレジット/デビットカードチャージに対応しているのは、7つだけになります(19年7月2日時点)。
とは言っても、この7つというのはVISAとマスターカードのことで、JCBであれば幅広い種類に対応するようです。
それで、JCBを除いたVISA・MasterCardに限定すると、対応しているのは以下の7つになります。
- セブンカード
- 三井住友カード
- セゾンカード
- ニコスカード
- DCカード
- MUFGカード
- UFJカード
このように、VISA・MasterCardで対応するのは、7payだけにたったの7つとなっています。
実際に私が普段使っているVISAカードを何枚か試したのですが、あっさり弾かれてしまい、結局めんどくさくなって登録するのは諦めました。
なぜJCBを優先?
そもそも、なぜ普及率の高いVISAではなく、マイナーなJCBを優先しているのかがよく分かりません。
考えられる理由は、セブン&アイ・ホールディングスがJCBと深い関係にあるか、あるいは単にVISAとの提携がうまくいかなかったということです。
どちらにしても、現状ではほとんどのVISAカードから7payにチャージができないので、使い勝手は良くありません。
日本国内ではJCBよりVISAの利用率が高いため(参考: 「クレジットカード利用実態調査」の結果を公表)、7payにチャージしようとした矢先「えっ、VISA使えないのかよ」と困った人も多いのではないでしょうか。
そろそろ〇〇Payに飽きてきた
2018年末に「PayPay」が20%還元キャンペーンで盛り上がりましたが、それから現在までに、LINE Pay、楽天Pay、d払い、Origami Pay、au Pay、メルペイ、ゆうちょPay、ファミペイ、7payと、あまりにも多くのPayが誕生してしまいました。
そしてもはや、「Payの数が多すぎてわけがわからない」というのが現在のユーザー側の率直な感想だと思います。
しかも、Payごとに会員登録が必要になりますし、Payごとにチャージの方法などが変わってくるので、「ああ、もうめんどくせえ」と投げやりになってしまうのです。
私は割と新しいサービスを積極的に試したい方なのですが、さすがにここ最近はPayが増えすぎですし、Payそのものにも飽きてきました。
これまでいろいろなPayを試してきたのですが、結局のところはかざすだけで使えるSuicaが便利で回帰しつつあります。
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最後に
今回は、『「7pay(セブンペイ)」のチャージ対応クレジット/デビットカードは7つだけ?VISA・MasterCard』についてご紹介しました。
このように、7payでチャージに使えるクレジット/デビットカードは7つしかありません(VISA・MasterCard)。
そのため、7payにカードからチャージしたい人は、セブンカードなどを新規作成するか、あるいはレジやATMで現金からチャージするしかありません。
2019年現在では、各Payを手がける企業は還元やクーポンなどで競い合っていますが、これがあと2〜3年するとどうなってくるかが興味深いところです。
果たして、これから先数が増えすぎたPayたちはどうなってしまうのでしょうか。