ゆうちょPayは「郵便局」に非対応!2020年2月から順次利用可能!
2019年5月8日より、ゆうちょ銀行はQRコード決済サービスの「ゆうちょPay」を開始しました(参考: ゆうちょ銀行、スマホ決済サービス「ゆうちょ Pay」を開始)。
「ゆうちょPay」は、既存のゆうちょ銀行の口座と連携することで、口座から直接支払いができるため、クレジットカードなどの登録が不要なのがメリットです。
「ゆうちょPay」には、サービス開始時点でヤマダ、エディオン、ケーズデンキなど18店舗に対応し、今後は松屋、東急ハンズなど29店舗が追加対応する予定です。
しかしながらこのゆうちょPayは、2019年5月時点では「郵便局」には対応していないようです。
ゆうちょ銀行は日本郵政傘下のサービスであるのにも関わらず、肝心な自分たちの庭である郵便局には非対応という何とも滑稽なことが起きているのです。
果たして、一体なぜゆうちょPayは郵便局に対応していないのでしょうか。
※追記19.10.26: 2020年2月3日より、順次郵便局でキャッシュレスに対応するようです(参考: 郵便局でクレジットカード、電子マネー、スマホ決済が利用可能に 2020年2月から)。
ゆうちょPayは「郵便局」に非対応
2019年5月時点では、ゆうちょPayは「郵便局」に対応していません。
そのため、郵便局で切手やハガキを買ったり、メルカリなどの荷物を送る際にも、ゆうちょPayを使って支払いをすることができません。
一体なぜ、ゆうちょPayは郵便局に対応していないのでしょうか。
これは例えるなら、Apple Payがアップルストアで使えなかったり、メルペイがメルカリで使えなかったり、Tカードがツタヤで使えないくらい滑稽なことです。
そもそも郵便局では、SuicaやEdyといった電子マネーはおろか、クレジット/デビットカードはもちろん、他のあらゆるQR決済サービスにも非対応です(19年5月時点)。
つまり、日本全国の郵便局では令和の時代になってもなお現金しか使えないのです。
ゆうちょPayの郵便局対応は2020年から?
なぜ郵便局が2019年になってもなお現金主義を貫いているのかという理由は、不明です。
日本政府は2025年までにキャッシュレス利用率を40%まで拡大すると張り切っていますが(参考: キャッシュレス決済比率40% 目標2年前倒し)、利用者の多い郵便局をさっさとキャッシュレス対応させた方が良さそうに思えます。
色々記事を調べていると、どうやら2020年2月から全国50の郵便局で電子マネー、クレジットカード、QRコード決済の対応を始める予定という情報が見つかりました(参考: 郵便局もキャッシュレス決済 宅配便や切手販売)。
このことから、単にいままでキャッシュレス対応のやる気がなかっただけのようです。
おそらく、2020年からの郵便局におけるキャッシュレスへの順次対応によって、ゆうちょPayが郵便局でも使えるようになりそうです。
郵便局でゆうちょPayやキャッシュレス決済を使いたい方は、2020年の対応までもうしばらく待ちましょう。
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最後に
今回は、『ゆうちょPayは「郵便局」に非対応!2020年2月から順次利用可能!』についてご紹介しました。
このように、2019年5月時点ではゆうちょPayは郵便局に対応していませんが、おそらく2020年から順次始まるキャッシュレス対応によってゆうちょPayに対応していくと思われます。
肝心の郵便局のキャッシュレス対応の時期は、2020年2月にまず50局で導入され、同年5月に1万局に導入、そして夏には2万局を目指しているようです。
そのため、普段私たちが使っている郵便局でのキャッシュレス対応は、2020年5月以降から順次始まると思っておけばよさそうです。
近年はゆうちょPayの他にも、PayPay、楽天Pay、LINE Pay、メルペイといったQRコード決済サービスが乱立してしのぎを削っていますが、果たして生き残るPayはどれになるのでしょうか。