「iPad Pro」のUSB-C採用で変わるかもしれない4つこと!
2018年10月30日に、ニューヨークでアップルのイベントが開催される予定で、そこで新しいiPad Proが発表されるのではないかと噂されています。
この新しいiPad Proでは従来のLightning端子に変わって、USB-Cが採用されるかもしれないという情報が出ているようです。
そこで今回はは、もしも「iPad ProにUSB-Cが採用されたら変わるかもしれない4つのこと」についてご紹介していきます。
アップルはなぜiPad ProにUSB-Cを搭載するのか、またUSB-Cの採用によって何が変わるのか見ていきましょう。
※追記: 2018年モデルよりiPad ProにUSB-Cが採用されました。
iPad ProのUSB-C採用で変わるかもしれない4つのこと
1. 充電時間が早くなる?
1つ目のiPad ProのUSB-C採用で変わるかもしれないことは、「充電時間が早くなる?」です。
LightningからUSB-Cに変わって、最も恩恵があるのは充電スピードが早くなるということかもしれません。
もちろん、現状でもLightning to USB-Cのケーブルと急速充電器を使うことでiPad Proを急速充電することは可能なので、実際のところはそこまで充電時間に違いはないのかもしれません。
現状では、iPad Proに付属している充電器は12Wのものなので、これがUSB-C採用に合わせて24Wなどの更に大きいものへ変更されれば、標準装備でも充電速度の向上が実感できるようになるでしょう。
2. USB-C関連のアクセサリが売れる?
2つ目のiPad ProのUSB-C採用で変わるかもしれないことは、「USB-C関連のアクセサリが売れる?」です。
これまで、アップルの製品でUSB-Cが搭載されていたのは、MacBook、MacBook Pro、iMacなどの機種だけでした。
ここに新たにiPad Proが加わることで、USB-C関連のアクセサリ市場の注目度が上がるかもしれません。
特に充電に必要となる「USB-C to USB-Cケーブル」と「USB-C急速充電器」は、予備や買い替えなどの需要で売り上げが上がると思います。
他にも、USB-C対応のモバイルバッテリーや、USB-CからHDMIへ変換するアダプターなどの需要も増えるかもしれません。
3. PC/Mac向けのUSB-Cデバイスが使えるようになる?
3つ目のiPad ProのUSB-C採用で変わるかもしれないことは、「PC/Mac向けのUSB-Cデバイスが使えるようになる?」です。
これは例えば、PC/Mac向けに発売されているUSB-C接続のSDカードリーダーをiPad Proに接続してデータを取り込んだり、USB-C接続のオーディオインターフェースをiPad Proに接続して、楽曲制作が行えるようになるかもしれないということです。
さすがにUSBメモリや外付けHDDなどは使えないかもしれませんが、さまざまなUSB-Cデバイスに対応することで、よりiPad Proの利用の幅が広がっていくことになるかもしれません。
4. USB-Aの切り捨て?
4つ目のiPad ProのUSB-C採用で変わるかもしれないことは、「USB-Aの切り捨て?」です。
iPad ProのUSB-C採用によって、今後はアップル製品におけるUSB-Aの切り捨てが加速していくことになるかもしれません。
iPad Proに限らずに、iPhoneでもUSB-Cが搭載されたり、あるいは付属ケーブルがLightning to USB-Cに置き換えられるかもしれません。
この事実を裏付けるかのように、これまでUSB-Aしか用意されていなかったApple Watch用の充電ケーブルにもUSB-Cタイプが追加されたようです(参考: Apple「Apple Watch磁気充電 – USB-Cケーブル(0.3m)」を販売開始)。
このように、今後はアップルによるUSB-Aの切り捨てが露骨になっていくのでしょうか。
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最後に
今回は、『「iPad Pro」のUSB-C採用で変わるかもしれない4つこと!』についてご紹介しました。
このように、iPad ProのUSB-C採用によって、あらゆることが変わっていくことになりそうです。
ちなみに、現在販売されている「Apple Pencil」は、iPadにLightinig接続することでペアリングをする仕組みになっています。そのため、新しいiPad Proでは現行のApple Pencilは使えなくなる可能性もあります。
ここで気になってくるのは、USB-Aは切り捨てられるとしても、Lightningを切り捨てるのか、それとも存続させるのかという点です。
USB-CはMacとiPad限定にして、iPhoneや他のデバイスではLightningが存続されるのでしょうか。
今後もアップルの動向から目が離せませんね。