「Pixel Buds (ピクセルバズ)」がすごい!リアルタイム翻訳の時代が到来?

グーグルは自社初のワイヤレスイヤホンとなる、「Pixel Buds (ピクセルバズ)」を発表しました。ピクセルバズは左右のイヤホンが有線で繋がっている非独立型タイプで、グーグルアシスタントに対応し、最長5時間再生に対応するそうです。価格は$159とのことです。

なにより注目なのが、「グーグル翻訳」の機能に対応していることです。ピクセルバズを装着した状態で、そのままグーグル翻訳を使ってリアルタイム翻訳で会話をすることが可能なそうです。

今回は、そんな未来的な「Pixel Buds (ピクセルバズ)のリアルタイム翻訳の機能」について見ていきましょう。ちなみに、ピクセルバズのリアルタイム翻訳を使うためにはPixel(ピクセル)シリーズのスマホが必要なようです。

Pixel Budsのリアルタイム翻訳機能がすごい!


では、まずはPixel Buds (ピクセルバズ)のリアルタイム翻訳機能はどうやって使うのか見てきましょう。

まず、ピクセルバズの右イヤホンをタップし、グーグルアシスタントに「Help me speak 〜(翻訳したい言語)」と話しかけます。すると、自分のスマートフォンでグーグル翻訳が立ち上がるので、そのままスマホに相手の母国語で話しかけてもらいます。すると、すぐさま相手の言語が翻訳され、ピクセルバズのイヤホンに言葉が再生されます。返答するときは、ピクセルバズのボタンをタップして母国語で話しかけます。今度はスマートフォンの側から翻訳された言語が再生されます。このようにして、相手と2ヶ国語で会話をしながらリアルタイムに翻訳することが可能なようです。

正直言うと、翻訳の精度や応答スピードはまだまだ完璧ではありませんが、これも今後は改善されていくのでしょう。大切なのは、ウェアラブル(ヒアラブル)端末でリアルタイム翻訳のやり取りを可能にする製品を世に出したことです。このピクセルバズを契機に、今後はアップルなどの他メーカーもワイヤレスイヤホンでの翻訳機能の搭載に力を入れてくるかもしれません。

最後に

今回は、「Pixel Buds (ピクセルバズ)のリアルタイム翻訳の機能」についてご紹介しました。

もしかすると、今後はピクセルバズやアップルのAirPodsを使って、リアルタイム翻訳をするのが当たり前の時代がやってくるのかもしれませんね。今はスマホを間に挟まないと使えない仕様ですが、これも今後はクラウド処理でスマートウォッチと連携したり、ゆくゆくはイヤホン単体で使えるようになっていくのでしょうか。

グーグルはこれまで、ソフトウェアやサービスが中心の会社でしたが、これからはピクセルバズのような、グーグルのサービスを活かした様々なIoT機器も積極的にリリースしていくのかもしれませんね。