オールインワンのディスプレイ一体型のApple TVが登場するかも!?
4K対応の第5世代モデルがまもなく登場すると噂されている「Apple TV」ですが、なんとそれとは別に「ディスプレイ一体型モデル」と見られる製品が写真付きでリークされました(参考: Appleが有機ELテレビを開発中!? プロトタイプらしき画像が流出)。
この製品はおよそ60インチのOLEDディスプレイを備えていて、デザインはこれまでのどのアップル製品とも異なります。この製品が新しいApple TVなのか、それとも全く別の製品なのかは不明です。
もしApple TVだったとすれば、60インチ相当のディスプレイを搭載した一体型Apple TVが新たに発売されることになります。
あくまでも試験段階か
アップルは実際に製品化して販売するまでに、何千通りものプロトタイプを制作すると言われています。おそらくこの「テレビのようなデバイス」も、その試験の1つに過ぎないのでしょう。
そして、高い確率で試験中のプロトタイプはボツになります。この写真に写っているデバイスも、お蔵入りになる確率が高いと言えます。
そのため、「アップル製のテレビが出るぞ!」と過度に期待しない方がいいかもしれませんね。
ディスプレイ一体型Apple TVが登場する可能性は?
そもそもディスプレイとスピーカーなどがオールインワンになった「一体型Apple TV」が登場する可能性自体はあるのでしょうか。これは「ある」と思います。
最近はテレビにAndroidがインストールされた「Android TV」や、Fire TVがインストールされた「Fire TV Edition」などのオールインワンのスマートテレビが人気を集めてきています。そのため、外付けで接続するタイプのメディアストリーミング端末は徐々に時代遅れとなりつつあるのです。
この現状は打破するためには、アップルもtvOSを内蔵したテレビを発売するしかありません。もしかすると、本当にリークされた写真と同じ製品が、「オールインワンのApple TV」として発売される可能性もわずかにあるかもしれません。
「アップル製のテレビ」というだけで買うファンは世界中にいる(私も欲しい笑)ので、十分にアリかもしれませんね。
▼「Apple TV 4K」はこちら
最後に
今回は、「ディスプレイ一体型のApple TVが登場するかも」についてご紹介しました。
もし、実際にアップルがテレビを発売するとしたら、価格はいくらになるでしょうか。LGやソニーの60インチクラスのOLEDテレビがおよそ20万円以上するので、アップルがリリースするとなると、30〜40万円はするかもしれません。
現在のテレビ市場は価格の下落によって、とにかく安くて大きい液晶テレビが好まれる傾向があります。
もしかすると、アップルの参入によってこのテレビ市場の流れにも変化が起こるかもしれませんね。そんな風に、アップルのテレビ販売が2〜3年後にはあるかもしれないと、頭の片隅に置いておきましょう。