世界初のVRコースターが遂にオープン。USJも導入すべき?

VRといえば、2016年に大きな話題になりました。OculusのRiftやPS VRの発売、人気ゲームバイオハザードの最新作もVR対応でリリースされるなど、VRは着々と浸透してきているようです。すでにUSJでもVRとコースターをミックスした、「きゃりーぱみゅぱみゅXRライド」や「エヴァンゲリオンXRライド」などが限定公開され、高い評価を得ているようです。

そして今回紹介するのは、サムスンのGear VRを使った世界初のローラーコースターである「ギャラクティック・アタック」です。サムスンのVRを使ったアトラクションが製作されることは2016年の初頭に発表されていたのですが、それが遂にオープンするようです。

ギャラクティック・アタックとは

「ギャラクティック・アタック」は、シックス・フラッグスというアメリカの遊園地にオープンする新しいアトラクションで、サムスンとの共同開発による世界初のVRコースターです。コースターは既存の屋外設置のものを使い、コースターに合わせてVRで宇宙の映像を体感するようです。なおこのアトラクションはカリフォルニア州にて、2月20日にディスカバリー・キングダムで、25日と26日にマジック・マウンテンで先行体験できるそうです(参考: L.A.BIZ)。世界初のVRコースターがどのような仕上がりになっているのか楽しみですね。

USJもVRコースターを導入すべき?


この話を聞いて、最近勢いに乗っている「USJ」も黙ってはいないでしょう。もしもUSJの人気アトラクション、「フライング・ダイナソー」とVRを組み合わせた、「ザ・フライング・ダイナソー VR」なるものが登場すれば、かなりおもしろいかもしれません。ゲストはあたかも本物のジュラシック・ワールドに迷い込んだような映像美と、本当にプテラノドンに振り回されているかのような映像体験ができるかもしれないのです。ただし乗り物酔いのリスクは間違いなく高くなるので注意が必要ですが。

最後に


VRの歴史はまだまだ始まったばかりです。VRは3Dメガネのように、家庭用よりもテーマパークのアトラクションのようなものの方が相性が良いのかもしれませんね。これからVRを使った画期的なアトラクションがディズニーランドやUSJにも導入されていくでしょう。今までのコースターや、3Dのライドアクションでは実現できなかった全く新しい体験がVRによって可能になるのかと思うと、ワクワクしてきますね。