テスラモーターズが着々と進歩。7〜9月に2万4,500台を納車

テスラモーターズは2日、3Q(7〜9月)の納車台数が、2万4,500台だったと自社のウェブサイトで発表した。Q2(4〜6月)と比較して70%増と急増、前年同月と比べて2倍以上成長している。目標の年間出荷9万台に届くか分からないが、黒字化に向けて着々と進んでいるのは間違いない。

2017〜18年は勝負の年

テスラにとって来年は勝負の年になるだろう。初の一般向けEV「モデル3」が来年末に発売になるからだ。価格を$350に抑え、350km走行可能という高い性能を維持している。既に30万台近くの予約が入っているという話もあり、もし「モデル3」が成功すれば、テスラは間違いなく一流自動車メーカーの仲間入りを果たすことができる。それに向けて今は弱点である生産能力を着々と高めていく時期だ。