2017年の第3世代Apple Watch Series3に期待する8つの予想

2016年9月に新型のApple Watch Series 2が発売になりました。ところが第1世代との違いは、処理能力の向上と完全防水に対応くらいで、特にこれといって目立った機能はありませんでした。どうやら大きなアップグレードは来年に持ち越しのようです。そこで今回は次の第3世代Apple Watchに期待することをまとめてみました。

第3世代Apple Watchに期待すること

① 薄型化

今のApple Watchはかなり分厚いです。なのでもう少し薄くなることを望みます。薄型化にはプロセッサーの小型化やバッテリー効率の進歩などいろいろ乗り越える壁が多いですが、iPhoneやiPadのように劇的な薄型化を実現してほしいところですね。

② 軽量化

Apple Watchは初代もSeries 2も少しずっしりとした重さを感じます(特にステンレスモデル)。腕時計ということを考えると、やはりもう少し軽くしてほしいところですね。これも薄くするのと同様に難しいかもしれませんが、ユーザーに思わず「軽ッ!」と言わせて欲しいですよね。

③ 処理能力向上

Apple Watchの処理能力は、Series 2で随分よくなりましたが、それでもまだまだ低いです。2でも起動に1分以上かかりますし、まだまだiPhoneのような高度なアプリは動かせません。なのでもっと処理能力が向上すればできることも増えるでしょう。もちろん処理能力とバッテリー駆動時間は相反するので簡単な話ではありませんが。

④ 他社アプリの柔軟性向上

現状Apple Watchで利用できるアプリはほとんど使っていません。最近は他社製iPhoneアプリにもApple Watch対応のものも増えてきましたが、実際一度も起動していないものが多いです。実際起動しても、ものすごくしょうもない機能がほとんどで、ニュースなんかも見出ししか見れなかったり、最初の数行しか見れなかったりします。これはやはりアプリ開発の面で制約が多いからなんでしょうか。まだwatchOSの歴史も浅いので、複雑過ぎるアプリは動かせないようですね。OSのバージョンアップとともに今後の改善に期待しましょう。

⑤ SIM(セルラー)内蔵

Series 2が登場する前に、Apple WatchにSIMが内臓する噂はあったのですが、量産に問題があったとかで見送られたようですね。もしApple WatchにSIMが搭載されれば、ユーザーの利用・行動範囲はグッと広がります。利用できるアプリの幅も広がるかもしれません。

⑥ 常時点灯

これは見た目の問題なのですが、Apple Watchにせっかくお気に入りの文字盤を設定しても、画面が真っ暗だとテンションが下がりますよね。やはり文字盤は腕時計の顔なので、常時点灯に対応してほしいところです。もちろん常時点灯にすることでバッテリー駆動時間が下がるので、この課題には技術的なブレイクスルーが必要になってくるのですが。

⑦ キーボード入力

現在のApple Watchでは一切のキーボードによる文字入力ができません。そのためメッセージを受信した時はWatchで確認はできても、返信をしようと思うとわざわざiPhoneを取り出して操作する必要があります。もちろんApple Watchは画面が小さいのでキーボードの搭載自体が困難かもしれませんが、上の画像のように簡単なテンキーであれば搭載できるのではないでしょうか。このようにして、短文であればApple Watchでキーボード入力してメッセージを返信できるようになれば、今よりグッと使い勝手が良くなるでしょう。

⑧ 驚くべき新機能

アップルにはいつもスティーブ・ジョブズの時代のような「One mone thing…」に期待してしまいます。ユーザーが誰も思いつかなかったような驚くべき機能で私たちに「すげえ!」って言わせてほしいのです。それを期待されている方も大変だろうなとは思いますが。

最後に

Apple Watchはまだまだ本領を発揮できていない印象です。すごいことができそうなポテンシャルがあるのに、実際には全然大したことができないといった感じです。SF映画に登場するスマートウォッチはいつもハイテクでかっこいい機能を搭載していますが、今のApple Watchにはあのようなことはできません。

とはいっても、今でこそ普及しているiPhoneも最初の頃はイマイチで、まともに使えるようになるまで3〜4年ほどかかったように記憶しています。そのためApple Watchも今後劇的に進化するかもしれません。まずは第3世代のApple Watchが、私たちをどう驚かせてくれるのか期待して待っていましょう。